甲虫三昧

青息吐息の大菩薩だぜい!の巻 その1

今季初大菩薩詣では、時すでに9月の半ば。虫たちのシーズンはほぼ終了しているといっていい時節柄です。何やかんやで行く機会がつぶれ、この日ようやく大菩薩の人となった私ですが、季節を考えれば時すでに遅く、ごく一部のカミキリを除いてカミキリはシーズンを終え、他の虫たち(主に甲虫)も青息吐息の状態であることは容易に想像がつきます。それでも一縷の望みをかけて中央道を走って来たのですから、それなりに遇してほしいと思う虫好きジジイではあります。という訳で、何が撮れたか言うのもおこがましい、題して「青息吐息の大菩薩だぜい!」をUPしようと思います。適当にお付き合い下さい。

まずはススキの群落でお約束のこの虫からスタートです。近場のフィールドでは見ることが出来ないので、それなりにテンションは上がります。

2-DSC_0062wdn(D).jpgツマグロヒメコメツキモドキ

苦手意識のあるコメツキも、斑紋があれば別です。ここに来るとだいたい見ることが出来る体長6~7mmのキマダラコメツキです。
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4-DSC_0678wdn(D).jpgキマダラコメツキ 

ハナカミキリの中では遅咲きの一種。平地にも山地にも等しく生息するハナカミキリの雄でおます。改めてコメントするまでもなく、カミキリ界ではトップクラスの駄ものとして君臨しています。この時期、土場を覗いてもカミキリの姿はありませんが、この子だけはいてくれました。だからちゃんと撮ります。ちゃんと撮ってもいい写真かどうかは別問題です。指でツンツンしても、ほとんど反応がないのは余程疲れているからでしょうか。9月も半ばじゃ無理ないかもしれませんね。
5-DSC_0463wdn(D).jpgアカハナカミキリ

ここまで来てカオジロヒゲナガはないでしょ。せめてクロフヒゲナガくらいはいて欲しいものです。平地にも沢山いるカオジロヒゲナガゾウムシです。
DSC_0345wdn.jpgカオジロヒゲナガゾウムシ

この5月に撮影した「一応撮ってはいるんだけど・・・」的写真を、小さくどさくさUPしておきます。
101-DSC_0013wdn(Ku)-b.jpgクロフヒゲナガゾウムシ ‘17.5月中旬 東京都町田市

何もいない某ペンションの庭先土場。とにかく何か見つけて撮らないことには帰れまテン、という訳で、必死こいて見つけたのがこのマダラヒゲナガゾウムシ。一頭見つかると次々と見つかります。体長は4mmほど、上翅にシモフリ状の斑紋があります。
7-DSC_0422wdn(D).jpg

8-DSC_0402wdn(D).jpgマダラヒゲナガゾウムシ

どこが「金縁」なのかよくわかりませんが、他に該当する種も見当たらないのでキンヘリノミヒゲナガで正解っしょ。過去にも結構撮ってるし・・・。
9-DSC_0748wdn(D).jpgキンヘリノミヒゲナガゾウムシ ’17.9月中旬 山梨県甲州市

この続きはまた明日。



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  1. 2017/10/23(月) 20:47:19|
  2. フィールド探訪
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うまく飛べない ・・・ハイイロチョッキリ

クリシギ同様擬木にやって来たハイイロチョッキリ。上翅の片方が傷ついているのか、何度も離陸を試みますがうまく飛べません。上翅が開かず後翅が広がらないようです。短い一生の間にもいろいろあるんですね。
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DSC_0080wdn.jpgハイイロチョッキリ ’17.9月上旬 武蔵村山市



  1. 2017/10/21(土) 17:19:15|
  2. チョッキリゾウムシ科
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クリとクヌギ ・・・シギゾウ2種

丘陵地に延々と続く擬木をたどりながら虫を探します。目当てはシギゾウ。早速現れたのはクリシギゾウムシ。擬木の欄干を行ったり来たり。それに飽きると擬木の幹?に移動して動かなくなりました。シギの嘴のような細長い口吻は、ある種の工芸品を見ているようで、見飽きることがありません。
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DSC_0038wkn(Sa).jpgクリシギゾウムシ ‘17.9月上旬 武蔵村山市

一見してクヌギシギと見立てましたがどんなもんでしょう。図鑑をひも解くと、触角第1中間節と第2中間節の長さについて書かれています。それからいくとやっぱりクヌギシギということになりそうです。元々美しい印象が希薄なシギゾウですが、写真の個体はそれに輪をかけたように体毛がハゲ、みすぼらしさが漂います。ちょっと残念かものクヌギシギゾウムシです。
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DSC_0379wdn(Sa).jpgクヌギシギゾウムシ ‘17.9月上旬 武蔵村山市



  1. 2017/10/20(金) 18:12:00|
  2. ゾウムシ科
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9月のオバボタル?

虫も地味なら写真も地味。しかも9月の頭にオバボタルってどういうこと? ということで写真の出来はホニャララですが、これは一つの問いかけです。写真の虫がオバボタルとすれば、何故この時期に現れたのでしょう。通常は初夏の発生ですよね。それに加えてこの個体メチャ小さいんですよ。体長は7mmくらい。私の知るオバボタルは、小さくても10mm程度はあったと思います。初夏に羽化した個体が、夏を乗り切り9月まで生き延びたのでしょうか。何か釈然としない9月のホタル。取りあえずオバボタル?でUPしようと思います。
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DSC_0353wdn(Ku)_20171019201401c96.jpgオバボタル? ‘17.9月初旬 神奈川県川崎市

※メスなら生き延びるかもしれませんね。ふと、そう思いました。



  1. 2017/10/19(木) 20:18:23|
  2. ホタル科
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旬は秋? ・・・キムネヒメコメツキモドキ

9月に入るとポツポツと姿を見せはじめるキムネヒメコメツキモドキ。つまりこの時期に新成虫が発生するってことなんでしょうか。ということは秋が旬ということになりますねぇ。秋に発生して、すこし活動したあと越冬に入り、翌春目覚めて子作り励むというパターンかなと素人虫好きは考えますが、春に見ないのが不思議です。ところが他のサイトを見ると、5月とか7月の撮影データがあるので、ここでまた考えてしまいます。かれらの本当の生態はどうなっているのでしょうか。わかりません。
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DSC_0232wdn(Ku).jpgキムネヒメコメツキモドキ ‘17.9月初旬 東京都町田市



  1. 2017/10/17(火) 18:55:36|
  2. コメツキモドキ科
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