甲虫三昧

眠りを妨害 ・・・アカハラクロコメツキ

生態写真を撮りはじめた頃から、越冬甲虫も同時に撮りはじめた虫撮りジジイ。その頃からアカハラクロコメツキとの付き合いは始まっています。つまりそれだけポピュラーなコメツキと言えましょうか。ひっくり返せば腹の半分が赤いので、同定も楽チンです。

カミキリなどと同じように材で羽化したコメツキは、そのまま越冬に入る訳ですが、その途中段階で虫好きの手にかかり、眠りを妨害されるという訳です。すまないなぁ、と思いつつも、好きなことは止められないので、運悪く掴まってしまった虫たちは、潔く諦めてもらうしかありませんね。

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同じ材から別個体
DSC_0385wkn(I).jpgアカハラクロコメツキ ‘18.1月中旬 東京都狛江市



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  1. 2018/01/24(水) 16:12:54|
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今年のコメツキオマトメ少々

くどいようですが、コメツキは苦手です。色が単純、フォルムが単純、とまぁ、そんなささいな理由で「甲虫三昧」から嫌われているかわいそうな甲虫グループですが、それでも写真は撮りますから画像は溜まります。という訳で少し溜まったコメツキ画像を、こっそりUPしようかという歳末企画です。嫌でしょうけど、ほんのちょっとお付き合いいただければ幸いです。コメツキたちもきっと喜ぶことでしょう。

大きさ、小楯板周りの造作、そして虫撮り屋の直感でクロコハナコメツキとしました。この手のコメツキの中では最もポピュラーな種でしょう。なにしろこの私がよく見るくらいですから・・・。

1-DSC_0895wdn(Ku).jpgコクロハナコメツキ ‘17.8月中旬 東京都町田市

体色に変化があり、通常は黒~こげ茶ですが、まれに上翅が茶褐色というパターンがあります。過去画像を振り返ってみると、すべて黒~こげ茶で、それ以外の色は見たことがありません。ところがぎっちょん、この日撮った虫写真の中に「上翅が茶褐色」の「まれ」が写っていたんですね。「まれ」にはほとんど縁のない「甲虫三昧」ですが、どうかするとこんな「まれ」に遭遇することもあるという訳です。因みにクチブトコメツキ自体はふつう種です。
2-DSC_1038wdn(Ku).jpgクチブトコメツキ ‘17.7月中旬 東京都町田市

初夏の頃によく見る定番のコメツキ。この個体、旬のはずなのに年老いたボロ個体に見えます。前胸なんか、半分剥げているように見えますもんね。ところで正体ですが、多分オオハナコメツキ。ホソハナコメツキの可能性もあるので、あくまで多分です。間違っていたら、平にご容赦です。
3-DSC_0688wdn(Ku).jpgオオハナコメツキ? ‘17.5月上旬 東京都町田市

モミの樹皮裏で越冬中のコメツキ。苦手なコメツキも、虫が少ない11月は被写体として貴重です。しかも初見っぽいコメツキなのでなおさらです。取りあえずストロボ焚きで一発撮ってみましたが、心もとないのでGetして別撮りしました。それが下の写真。正体はすぐにバレると思ったのですが、それがなかなかどうしてどうして。上翅のナカボソ風のデザインと、前胸背の浅い縦溝と凹みから、チャグロヒサゴあたりが臭いかな、というところまでは来ましたが、取りあえずそこまでです。今のところ他に該当する種も見当たらないので、暫定チャグロヒサゴコメツキで押し通そうと思いますが、同定が合っていればご新規です。しかも図鑑には少ない種とあるので、コメツキといえども粗末には扱えない一種となりました。
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別撮りしたのにピンが甘いってどういうこと・・・。
5-DSC_0247wdn(On).jpgチャグロヒサゴコメツキ? ‘17.11月中旬 東京都町田市

雑木林の片隅で朽ちた材を発見。グズグズの樹皮を剥ぐと、その裏側にコメツキが収まっていました。全体に赤茶色したコメツキです。だからチャイロコメツキ。何しろ色が茶色なもんですから・・・。何ともいい加減な同定ですが、でも正解と思いますよ。
DSC_0105wdn(On).jpgチャイロコメツキ ‘17.12月初旬 東京都町田市



  1. 2017/12/23(土) 21:14:26|
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大きなコメツキ2題

何かいないかなと、今にも雨が落ちそうな危うい空を見上げつつ、ホダ木置き場脇の朽ち木をジロジロすると大きなコメツキがいました。大きいです。20mm近くあります。多分オオサビコメツキでしょう、この容姿は・・・。この日の空模様同様、地味なコメツキを見つけてしまいましたとさ。
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2-DSC_0064wdn(Oy).jpgオオサビコメツキ ‘17.8月初旬 東京都町田市

クヌギの伐採木にオオナガコメツキ。大きい個体では30mmになると言いますから、デカいです。夜間、樹液酒場で蜜をなめる夜型のコメツキですね。
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「オオ」がつくので、大きくしてみました。
DSC_1154wdn.jpgオオナガコメツキ ‘17.8月中旬 東京都町田市



  1. 2017/09/15(金) 21:09:03|
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シモフリコメツキ3態

似たようなコメツキが3態揃った、と思いこんだ熟年虫好き。しかし、最初の1態がよくわかりません。何となくシモフリ系かなと思いながら撮ったコメツキですが、図鑑を開いても合致する種が見つかりません。さぁ、困った。ところがシモフリコメツキの欄をよく見ると、ホソシモフリコメツキ(図版なし)という近似種がいることがわかりました。そこでネットを検索。ところが、だれが見てもなるほどとわかるホソシモフリの画像がありません。しかも調べているうちにコガタシモフリコメツキなんていうのも出てきたりして、ますます混迷の度合いを深めてしまったコメツキ3態なのです。で、わからない者が四の五の言ってもはじまらないので、ここは一つ、クレーム覚悟で持論を展開して話をまとめることにしちゃいました。

雰囲気はシモフリ系。しかし斑紋があるのかないのかよくわかりません。よって出した答えはコガタシモフリコメツキの一種。まさに薄氷を踏む思いの答えなので?マーク3個付きです。

DSC_0020wknn(T).jpgコガタシモフリコメツキの1種??? ‘17.5月下旬 東京都八王子市

これは多分シモフリコメツキ。根拠は、主として平地の山林に生息という図鑑の解説からでおます。
DSC_0222wdn(I).jpgシモフリコメツキ ‘17.5月初旬 神奈川県川崎市

最後も多分ですが、やたらデカかったのでヨコヅナシモフリコメツキ。第一印象はとても大事です。斑紋もそれっぽいですもんね。惜しむらくは上翅に穴が開いていること。同定があっていればご新規コメツキです。
DSC_0384wdn(T).jpgヨコヅナシモフリコメツキ? ‘17.5月下旬 東京都八王子市



  1. 2017/07/22(土) 21:04:40|
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好きなコメツキ ・・・ニホンベニコメツキ+1

このコメツキらしからぬこのフォルムが好きです。多くのコメツキがこのラインだったら、もっと好きになっていたはずなんですけど、クシコメツキに代表されるあの手がダメなんですね、きっと。くどいようすが・・・。ところでこのコメツキですが、よく似たミヤマベニコメツキとは、前胸背の形状で区別します。ベニは縦溝のみ、ミヤマは縦横に溝があるので、イッパツツモですね、麻雀はよくわかりませんが、なんかそんな感じです。
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2-DSC_0603wdn(T).jpgニホンベニコメツキ ’17.5月中旬 東京都八王子市

遊歩道の敷石にいたアカヒゲヒラタコメツキ。上のコメツキと同じ日に撮ったので便乗UPです。前胸背の後角が、外側へ大きく張り出しているところはなかなかステキです。
DSC_0459wkn(T).jpgアカヒゲヒラタコメツキ ’17.5月中旬 東京都八王子市



  1. 2017/06/19(月) 18:04:18|
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