甲虫三昧

大きなテントウムシ2題 ・・・カメノコとハラグロオオ

最近、多摩川の河川敷で、このカメノコテントウをちょくちょく見るようになりました。エサであるクルミハムシに誘われ、やって来るのでしょうか。しかし私が知る限りここにクルミハムシはいません。では何が目的でやって来るのでしょう。それは今回のUP写真でその理由が推測できます。かれらは他の昆虫の卵(ヤナギルリハムシの卵など)を食べて繁殖しているのではないかという推測です。でなければ本種の幼虫や卵が見つかるはずがありません。かれらはいもしないクルミハムシを見限り、河川敷のヤナギにゴマンといるヤナギルリハムシに乗り換えたのではないでしょうか。事実とすればこれは一つの発見ですよね。

ヤナギルリハムシの卵と思しき卵塊を貪るカメノコテントウ

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食った、食った、満腹!
3-DSC_0750wdn(I).jpgカメノコテントウ ‘18 春/狛江市

まぎれもなく本種の幼虫と卵。海野和男さんの「デジタル昆虫記」に、ヤナギハムシの卵を食べるカメノコテントウの写真が掲載されていましたので、これは決定的ですね。ムシたちは環境の変化に、案外柔軟に対応しているようです。
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DSC_0981wdn.jpg幼虫と卵 ‘18 初夏/狛江市

先般、野川のハラグロオオテントウをUPしましたが、ここ多摩川河川敷にもいたのですよ。本種はクワに発生するクワキジラミをエサとするので、エサとなるクワキジラミがいれば繁殖する可能性はある訳です。先日町田の郊外で、ハラグロオオテントウの幼虫も確認しましたので、彼らもカメノコテントウ同様、この地に定着している公算大です。
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DSC_0220wdn(I).jpgハラグロオオテントウ  ‘18 春/狛江市

後日談ですが、その後野川の周辺でも時々見るようになりました。そのうちナミテントウと同じくらい身近なテントウムシになるかもしれませんね。



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  1. 2018/06/18(月) 17:05:13|
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驚き ・・・ハラグロオオテントウ

野川の川べりに生えるクワの木。クワナガタマでもいやせんかなぁ、と見上げた梢の先に何やら巨大なテントウムシがいます。東京近郊では見る機会が少ないハラグロオオテントウです。それが野川にいたのですから驚きです。カメノコテントウ同様、その大きさと上翅の縁が反り返ったところが特徴かと。一時モデルを務めてくれた後、大きな羽音を響かせ飛んで行ってしまいましたとさ。

ムムッ
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陽の当たる場所へ
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飛翔直前のちょっと前・・・
DSC_1063wdn(Kt).jpgハラグロオオテントウ ‘18 春/狛江市



  1. 2018/05/08(火) 10:22:54|
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眼が碧い ・・・フタホシテントウほか

何だかよくわからないですよ、このテントウムシ。体長は3mm前後、黒の地色に一対の赤星、そして碧い目ん玉。時々見かける程度で、個体数が多いという印象はありませんが、普通種だそうです。眼が碧いテントウムシってそうはいないと思いますが、保育社の甲虫図鑑にはそれについての記述はありません。私は目が碧いことが一番の特徴に思えるんですけどねぇ。ひょっとしてフタホシではないのでしょうか。心配なので?付きとしました。
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DSC_0783wdn(Ku).jpgフタホシテントウ? ‘18.春/東京都町田市

フタホシに乗じて2種ばかり便乗UPします。

ご近所のトベラの生垣に、何やら沢山集まっていたシロジュウシホシテントウ。ネット情報によればクワケジラミなどを食するとあるので、トベラに発生するトベラキジラミなんぞを食べにやってきたのかもしれません。本種には三つの斑紋バリエーションがありますが、MFではこの基本形と言われる色彩のものしかいないようです。

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DSC_0289wdn(Ku).jpgシロジュウシホシテントウ ’18.春/世田谷区/町田市

南に行けばいくほど斑紋が大胆になるダンダラテントウ。しか~し東京周辺では、この程度の斑紋の持ち主しか生息していないようです。ちょっと残念。
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DSC_0173wdn(Kt).jpgダンダラテントウ ’18 春/東京都世田谷区



  1. 2018/04/23(月) 21:44:14|
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思ったより多い? ・・・ベニヘリテントウ

なんか多いですよ、ベニヘリテントウ。ワラジカイガラムシ類の天敵らしいですが、彼らの食事風景に遭遇したことはありません。テントウムシがアブラムシやカイガラムシを食するシーンって結構エグいですよね。撮るには撮りますが、PCに取り込んだ画像がエグすぎる時は削除してしまうことがままある「甲虫三昧」です。気色悪いのは正直好きではありません。
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DSC_0409wdn(Ku).jpgベニヘリテントウ ‘18.3月中旬 東京都町田市



  1. 2018/03/26(月) 18:25:52|
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小さなテントウムシその2

世田谷のはずれ、野川流域の遊歩道を歩いてみました。川はきれいだし、ケヤキ並木もあって、なかなかの雰囲気です。取りあえずケヤキの樹皮をめくってみます。でもって出てきたのが小さなテントウムシ3種盛り。大きい方からモンクチビルテントウ、次がクロヒメテントウ、3番目は小さすぎてピンを合わせる気にもならなかったヒメテントウの一種でおます。
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1-DSC_0158wtn(Kt).jpgモンクチビルテントウ、クロヒメテントウほか


こちらは等間隔で並ぶ微小テントウムシ3種盛り。大きい方からモンクチビルテントウ、ムツボシテントウ、3番目はヒメテントウの一種としかわかりません。そして撮影中まったくその存在に気づかなかったコゲチャホソクチゾウムシ。モンクチビルの横にいるのがそれです。寝心地のよい樹皮裏には、いろいろな虫が集まります。
DSC_0263wdn(Kt).jpgモンクチビルテントウ、ムツボシテントウほか 


ついでにウスキホシテントウも・・・。こっちにはヒレルクチブトが隠れていました。
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ウスキホシテントウ ‘18.2月下旬 東京都世田谷区



  1. 2018/03/03(土) 20:59:46|
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