甲虫三昧

キノコ繋がり ・・・キノコヒゲナガゾウムシ

先月までなかった薪の山に、黒化したキノコヒケナガゾウムシが数頭。所在無げに材上を歩き回ったり、キノコにかじりついたまま動かなかったりと、それぞれの時間がまったりと流れているようです。
1-DSC_0912wdn(On).jpg

2-DSC_1021wdn(On).jpg

3-DSC_1087wdn(On).jpgキノコヒゲナガゾウムシ黒化型 ‘14.10月中旬 東京都町田市

写真を撮りはじめた頃は黒化型の存在を知らず、ナゾのヒゲナガゾウムシとしてしばらく不明種ファイルに埋もれていたことがあります。撮影フィールドでは通常型よりむしろ黒化型の方が多いようです。

ノーマルタイプがいないか探してみたら、薪山の反対側にポツンと一頭だけいました。
4-DSC_0875wdn(On).jpgキノコヒゲナガゾウムシ ‘14.10月中旬 東京都町田市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。







スポンサーサイト
  1. 2014/10/31(金) 17:58:11|
  2. ヒゲナガゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

いつものキノコムシ2態

秋がだんだん深まるにつれ、見る機会が多くなるアカハバビロオオキノコ。過去画像をめくってみても、10月~11月の撮影が一番多く、1月にキノコを食べる本種を見たこともあります。元々寒さに強いんでしょうか、このキノコムシは。
1-DSC_0510wdn(On).jpg

2-DSC_0125wdn(On).jpgアカハバビロオオキノコ ‘14.10月中旬 東京都町田市

この子も拙ブログでは出番の多いキノコムシです。ひっくり返した薪についていました。出来れば斑紋のあるキノコムシであってくれたらなぁ、と思わず本音が出てしまいます。図鑑を広げれば、まだ見たこともないキノコムシが沢山載っていますが、そんなキノコムシはどこへ行けば見られるのでしょう。なんか不条理・・・。
1-DSC_1066wdn(On)_20141030192947556.jpgルリオオキノコ ‘14.10月中旬 東京都町田市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。










  1. 2014/10/30(木) 19:31:20|
  2. オオキノコムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

これからが本番 ・・・ヨモギハムシ

春にもいるはずなのに、秋に沢山見るというメカニズムはどう理解したらいいのでしょう。ネットで検索してもその答えは出てきません。ここからは私の独断と偏見で出した、裏付けのまったくない答えです。

腹ボテのメスを見るのは決まって晩秋です。いつ産卵してもおかしくない状況ですが、メスは産卵することなくそのまま越冬に入ります。そして翌春、暖かくなってからおもむろに産卵します。だから春から初夏にかけて見る個体は、越冬明けの旧個体のはずです。その卵から孵化した幼虫が成長し、いっぱしの大人になるのが秋。だから秋に沢山見るのはそうした事情があるからじゃないのかな、と思う訳です。

畑の片隅に咲く菊にいたヨモギハムシ。種名の通り、ヨモギで見ることが多いハムシですが、ヨモギもキク科なので何ら不都合はありません。しかも花びらを食べています。葉っぱより花の方がおいしいのでしょう。食用の菊もあるくらいですからね。
1-DSC_0632wdn(On).jpg

2-DSC_0072wdn(Ku).jpg

3-DSC_0275wdn(Ku).jpg

4-DSC_0390wdn(Ku).jpgヨモギハムシ ‘14.10月中旬 東京都町田市

特別出演)
この子は7月中旬に撮ったヨモギハムシです。旧個体でしょうか、それとも新個体でしょうか。見た印象は今年生まれの新個体に見えます。もしそうだとすると私の仮説はちょっと揺らぎます。そこで登場するのが夏眠説です。春に産んだ卵が秋に成虫になるという仮説は、ハムシのサイクルでいくと時間がかかりすぎように思います。つまり産卵から羽化まで半年もかからないだろうという理屈です。そうなると春に孵化した幼虫は初夏には蛹化しそして羽化。羽化した新成虫は少し活動した後、すぐに夏眠に入り、涼しくなってから表へ出て来るというストーリーです。何となく辻褄が合いませんか。当たらずとも遠からずと言ったところではないでしょうか。まっ、あくまで私見ですので迂闊に信じてはダメっすよ。
5-DSC_0072wkn(I).jpgヨモギハムシ ‘14.7月中旬 神奈川県川崎市
※寝ぼけ写真、平にご容赦。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。











  1. 2014/10/29(水) 18:41:29|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

秋はゴミムシ!?

雑木林に隣接する道路の落ち葉を払うとゴミムシが出てきました。上翅に虹色光沢のあるオオクロツヤヒラタゴミムシです。昨年、家の近くで本種の死骸を見つけましたが、虫は生きている方が断然いいですね。2-DSC_0364wdn(Ku).jpgオオクロツヤヒラタゴミムシ ’14.10月中旬 神奈川県川崎市

10mmちょっとの小さなゴミムシですが、まとまったスタイルは好感が持てます。個体数は多く、雑木林の太い落ち枝や、朽ち木の下などでよく見かけます。
3-DSC_0251wkn(On).jpgマルガタツヤヒラタゴミムシ ‘14.10月中旬 東京都町田市

散策路のベンチに腰掛け、画像をチェックしていると、足元を何かが駆け抜けていきました。セアカヒラタゴミムシのようです。目で追っていると、やがて輪切りにされた太い材の際で止まりました。体色にバリエーションがあり、写真のように背中が赤くない個体もいます。
4-DSC_0828wdn(On).jpgセアカヒラタゴミムシ ‘14.10月中旬 東京都町田市

頭がデカいのでオオズかなと思いましたが、ツヤがないのでクロゴモクムシの公算大のようです。尤も確信はないので?付きですが・・・。
5-DSC_0271wkn(On).jpgクロゴモクムシ? ‘14.10月中旬 東京都町田市

今季二度目の登場、ケヤキの樹皮下で半越冬状態のキベリチビゴモクムシです。このままここで冬を越すのかどうか、もっと寒くなったらもう一度めくってみようかナ、なんて考えています。
6-DSC_0082wdn(I).jpgキベリチビゴモクムシ ‘14.10月中旬 東京都狛江市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。










  1. 2014/10/28(火) 19:36:56|
  2. オサムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

糞虫つながり ・・・センチコガネ

虫探しのタイミングって重要ですよね。タイミングが合うと虫の方からその存在をアピールしてくることがあります。そのいい例が今回のセンチコガネ。地上スレスレを飛ぶ姿はいやでも虫屋の視線を惹きつけます。

コンデジをデジイチに持ちかえてから2年半たちましたが、その間このコガネムシとは絶縁状態にありました。それが今回久々の再会です。ほとんどの個体が地上スレスレを飛び交い、オスはメスを、メスは産卵場所を探しての飛行だったのではないかと勝手に想像しています。

直射日光下での撮影はほんに難しいっす。
1-DSC_0084wdn(On).jpg

2-DSC_0438wdn(On).jpg

このあと羽音を響かせ離陸していきました。離陸時の写真はなし。毎度のごとく詰めの甘い熟年虫好きであります。
4-DSC_0444wdn(On).jpgセンチコガネ ‘14.10月中旬 東京都町田市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。










  1. 2014/10/27(月) 19:23:22|
  2. コガネムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

落ち柿ネタの続き ・・・フトカドエンマコガネ

この際ですから落ち柿ネタを続けます。こんなエンマコガネが柿にいました。クロマルエンマコガネのオスに似ていますが、胸の隆起の先端が巾広く、全体に大雑把な感じがします。ものの本によれば本種は暖地性で、中部以西で多く見られるとのことですが、クロマルに比べれば若干少ない程度で、別段珍しいということではなさそうです。
1-DSC_0364wdn(S).jpg

2-DSC_0371wdn(S).jpgフトカドエンマコガネ♂ ‘14.10月初旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。




  1. 2014/10/25(土) 19:04:27|
  2. コガネムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

まだまだ元気 ・・・キボシカミキリ

遊歩道のベンチにキボシカミキリが一頭。かなり遅くまで活動するカミキリですが、どうかすると11月まで居残る猛者もいるようです。写真の個体は斑紋のスレもほどほどで、何より触角が2本とも健在というのがすごいかもです。この時期としてはきれいな個体と言えそうです。
1-DSC_1048wkn(I).jpgキボシカミキリ ‘14.10月中旬 神奈川県川崎市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



  1. 2014/10/24(金) 20:13:53|
  2. カミキリムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

たまにはこんな写真 ・・・ルリマルノミハムシ

個体数が多いから撮れる写真ってありますよね。この写真も相手がこのハムシだから撮れたんだろうと思います。個体数が少なければこうした場面に遭遇すること自体稀有ですもんね。
DSC_0203wkn(I)-b.jpgルリマルノミハムシ ‘14.10月中旬 東京都狛江市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



  1. 2014/10/23(木) 19:30:14|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

怒涛の5連発 ・・・オジロアシナガゾウムシ

遠く九州に上陸した台風の影響でしょうか、空模様がはっきりしません。そんな日にフィールドへ出る虫屋も虫屋ですが、好きなことは止められません。季節的にも、お天気的にも、虫探しにはあまり良い日和とは言えませんが、出て来てしまったものはしょうがありません。案の定、虫影はうすく、いてもいつもの馴染みしかいません。そんなこんなでクズが盛大に繁茂する一角で、オジロアシナガゾウムシに出っくわしました。こんな時くらいしか落ち着いて撮ることもないので、ちょっと気合を入れて遊んでみました。

脱力系。
DSC_0360wkn.jpg

胸のあたりのゴツゴツ感は、いかにもアシナガゾウムシって感じですね。
DSC_0475wkn.jpg

DSC_0591wkn.jpg

なんか顔が怖いです。
DSC_0596wdn.jpg

下にぼんやり見えている子は、白い菌糸のようなもので覆われ、死んでいました。合掌。
DSC_0606wdn.jpgオジロアシナガゾウムシ ‘14.10月中旬 東京都狛江市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。







  1. 2014/10/22(水) 21:09:00|
  2. ゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

今シーズン最後の一頭か ・・・ハンノキハムシ

そろそろ終わりかなと思っていたら、まだ活動しているしぶといのがいました。別のハンノキも見てみましたが、もぬけの殻だったので、ご近所のハンノキハムシは、写真の個体を残して、すべてそれぞれの越冬場所へ潜り込んだようです。このハムシもまた来年ですね。
1-DSC_0019wdn(S).jpgハンノキハムシ ‘14.10月中旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。








  1. 2014/10/21(火) 20:47:02|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

落ちた柿 ・・・ケシキスイ祭り

落ち柿はなかなかいい虫探しのアイテムです。一般的には落ちて腐った柿など見たくもない、というのがふつうの反応でしょう。でも私にとっては最高の虫探しのアイテムに見えます。多くの虫好きが樹液に反応するように、私は発酵した柿の匂いに反応します。これって、ちょっとヘンですかねぇ。でもまっ、いいか。好きなんだからしょうがないですよね。


落ちて腐り、発酵した柿に潜り込むケシキスイたち。果肉に潜り込んだ彼らを撮影しようと奮闘しますが、結局Get後の後撮りとなりました。果肉に潜り込んだままじっとしていてくれればいいのに、状況が変わった途端上へ下への大騒ぎ。蜘蛛の子を散らすようにいなくなってしまうのですから始末に負えません。生態写真とは言えませんが、生体写真であることには間違いはないので、これもまた一つの表現か、ということでご容赦下さい。種名については確信がないので?付きです。あしからず。
1-DSC_0410wdn(S).jpgカタベニデオキスイ? ‘14.10月初旬 東京都世田谷区
※「デオキスイ」と種名にありますが、ケシキスイの仲間です。腹が上翅からはみ出しているので「デオ」。腹が出ていて、なおかつ木の汁を吸うから「デオキスイ」。多分そういうことだと思います。

背中になんとなく斑紋らしきものが見えていますが、それがこのケシキスイの特徴のようです。全く何もないケシキスイよりは、同定のヒントがあるだけマシといったところでしょうか。確信はありませんが、ウンモンアカヒラタケシキスイが一番近そうなので?付きでUPしました。
DSC_0254wdn(S).jpgウンモンアカヒラタケシキスイ? ‘14.10月初旬 東京都世田谷区

今回撮影したケシキスイの中では、一番特徴的なデザインを持ったケシキスイです。種名の「クリヤ」の意味がわかりませんが、命名者の名前でしょうか。体長は3~4mm、前者同様小さなケシキスイです。
DSC_0643wdn(S).jpgクリヤケシキスイ ‘14.10月初旬 東京都世田谷区

唯一撮れた写真がこの甘ピンの一枚では、如何ともしがたい微小なケシキスイです。小さくても止まってさえくれれば、何とか写真は撮れますが、小さい上に動き回ってばかりでは、ほぼお手上げ状態の熟年虫好きであります。
DSC_0886wdn(S).jpgモンチビヒラタケシキスイ ‘14.10月初旬 東京都世田谷区

斑紋の出方からニセアカマダラケシキスイを期待しましたが、「ニセ」のつかないただの「アタマダラケシキスイ」のようです。最近UPしたばかりですが、ちゃんと撮れたケシキスイの写真がほとんどないので、穴埋めのために再登場と相成りました。しかも3枚です。1-DSC_0305wkn(S).jpg

2-DSC_0434wdn(S).jpg

3-DSC_0479wdn(S).jpgアカマダラケシキスイ ‘14.10月初旬 東京都世田谷区
右の黒い物体は、ミバエの蛹ではないかと思いますが、よくわかりません。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



















  1. 2014/10/20(月) 18:32:05|
  2. ケシキスイ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

グリーンは少ない? ・・・イモサルハムシ

川崎市郊外の田舎道。畑が多い東京近郊の農村にしては珍しく水田があり、刈り取りを待つ黄金色の稲穂が風に揺れています。って稲穂じゃないんですよね。あぜに生えたマメ科の植物に、メタリックグリーンのイモサルハムシがいたというお話です。体色にバリエーションがあり、銅色、瑠璃色、そしてグリーンの3タイプ(多分)。その中でもグリーンが一番少ないように思います。お天気が悪く、色が沈んじゃったのがちょっと残念かもです。

葉表の図
1-DSC_0020wdn(Ku).jpg

葉裏の図
2-DSC_0011wdn(Ku).jpgイモサルハムシ ‘14.10月中旬 神奈川県川崎市
グリーンというよりブルーグリーンっていう感じでしょうか。多分天気のせいでそう見えるんじゃないかと思います。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。








  1. 2014/10/18(土) 18:38:26|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

小さすぎ ・・・セスジハネカクシの一種?

何と小さなハネカクシでありましょうや。3mmあるかないかの大きさです。しかも細いので余計小さく見えます。たまたま座った木製ベンチにいたので目に入りましたが、そんな状況でなければ、一生会うことのない虫だったに違いありません。各部位の特徴からセスジハネカクシの一種としましたが、それも怪しいので?マーク付きです。あしからず。
1-DSC_0362wdn(S).jpg

2-DSC_0365wdn(S)_201410172037567de.jpgセスジハネカクシの一種? ‘14.10月上旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。




  1. 2014/10/17(金) 20:48:03|
  2. ハネカクシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

閲覧注意!? ・・・オリーブアナアキゾウムシ

最近出番の多い植木屋さんですが、その植木屋さんが持ってきてくれたゾウムシのお話です。そのゾウムシはオリーブにいたとのことですが、どう見てもオリーブアナアキには見えません。図鑑を見てもこんなゾウムシは載っていません。初見のゾウムシはわくわくしますが、はてさてこのゾウムシの正体は何でしょう。あ~だ、こ~だ考えているうちにふとあることに気付きました。ひょっとして斑紋の剥げ落ちた(あるいはこれから浮き出てくる?)オリーブアナアキなのではないかいなと。多分正解でしょう。そしてそう考える方が理にかなっているように思えます。斑紋がなくても全体のフォルム、体表のゴツゴツ感、顔の表情・・・。そう思えば思うほど、斑紋のないオリーブアナアキに見えてきました。ということで絶対とは言えませんが、99%の確率でオリーブアナアキの鱗片脱落個体と言えそうです。正体わかってみれば、な~んだ、ですが、こんなナゾ解きも秋の夜長には一興かもしれません。
1-DSC_0024wkn(Nz).jpg

2-DSC_0019wdn(Nz).jpgオリーブアナアキゾウムシ ‘14.9月中旬 東京都町田市(捕獲場所)

閲覧注意!?

斑紋がないオリーブアナアキが出たついでに、こんなのはどうでしょう。これは正真正銘オリーブアナアキですが、羽化の失敗でこんな姿になってしまいました。本来終齢幼虫は、オリーブの樹皮下4~5mmの木部に蛹室を作り、羽化脱出しますが、この子が蛹になろうとしたところは幹にテープ(こも巻のイメージ)が巻かれたところでした。そのせいかどうかはわかりませんが、樹皮下直下で蛹室を作ったこの子は、テープが剥がされた時に樹皮もいっしょに剥がされてしまい、蛹がむき出しになってしまいました。それでも羽化しようと懸命に殻を脱ぎ捨てようとしますが、蛹室が不完全であるがために、正常な脱皮が出来ず、こんな姿になってしまったという訳です。カブトムシも蛹室が不完全だと、正常な羽化が出来ないと言われています。いかに蛹室が羽化にとって重要であるかがよくわかります。この子には気の毒ですが、これも自然界の厳しさの一つと言えるかもしれません。

蛹室がむき出しになっているので、正常な羽化が出来ません。それでも必死にもがいて羽脱しようとしています。
3-DSC_0264wdn(Nz).jpg

何とか脱出しましたが、こんな姿になってしまいました。
4-DSC_0014wkn(Nz).jpgオリーブアナアキゾウムシ羽化不全 ‘14.9月中旬 東京都町田市(捕獲場所)

幹に開いた穴はすべてオリーブアナアキゾウムシの羽脱口です。背中が見えている左上の穴は、羽脱に失敗したゾウムシの亡骸です。正常に羽化したものの、どこかが引っかかってしまい、結局脱出出来ずに途中で力尽きてしまったようです。合掌。
5-DSC_0379wt(Nz).jpgオリーブアナアキゾウムシの羽脱口


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。












  1. 2014/10/16(木) 21:14:55|
  2. ゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

誰が何と言おうと小さい ・・・マダラチビコメツキ

畑や草地、荒地などに生息するきわめて微小なコメツキムシ。この春、ご近所の畑ではじめて出会ったマダラチビコメツキです。今回もその畑のカラスウリで見つけました。体長は4mmほど。なんと小さなコメツキでありましょうや・・・。
DSC_0395wdn(S).jpgマダラチビコメツキ ‘14.9月中旬 東京都世田谷区
触角片方、欠けています。ざんね~ん。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



  1. 2014/10/15(水) 20:49:43|
  2. コメツキムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

そろそろ終焉? ・・・カシワクチブトゾウムシ

このゾウムシのシーズンもそろそろ終わりの頃でしょうか。九州で仕事をしていた時は、冬、ヒノキの樹皮下で越冬する本種を何度か見かけましたが、東京ではどこで冬を越すのでしょう。同じようにヒノキの樹皮下へ潜り込むのでしょうか。今のところ、東京で越冬中の本種を見たことはありません。
1-DSC_0242wkn(Ku).jpg

2-DSC_0270wdn(Ku).jpgカシワクチブトゾウムシ ‘14.10月上旬 東京都町田市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



  1. 2014/10/14(火) 18:31:08|
  2. ゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

関東ではミゾソバ? ・・・イチゴハムシ

ホストは、イチゴとついているだけあってオランダイチゴ、そしてタデ科のミゾソバ、イタドリ。九州では同じタデ科のギシギシやスイバでよく見ました。ところで、ほとんどの虫屋はイチゴで見るより、ミゾソバやギシギシで見ることの方が多いんじゃないでしょうか。イチゴハムシというネーミングは好きですが、虫屋が知る生態とはちょっとズレているような気がします。
1-DSC_0120wkn(I).jpg

2-DSC_0077wdn(I).jpgイチゴハムシ ‘14.8月下旬 神奈川県川崎市

DSC_0014wkn.jpgミゾソバ



にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。





  1. 2014/10/13(月) 18:40:24|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ツツジ繋がり ・・・ツツジコブハムシ

当ブログでは、ド定番となった感のあるツツジコブハムシですが、前ページのツツジトゲムネに呼応するように、このハムシも出てきました。いたのは一頭だけですが、何なんでしょうね、この2種のほぼ時を同じくして現れるというヘンな符合は・・・。昨年の秋に撮った画像を見てみたら、11月の頭くらいからこのハムシが登場していました。ツツジトゲムネは偶発的なようですが、ツツジコブハムシは秋にある程度活動するようです。
1-DSC_0048wkn(S).jpg

2-DSC_0084wdn(S)_2014101218322208e.jpg

3-DSC_0040wdn(S).jpgツツジコブハムシ ‘14.10月上旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。





  1. 2014/10/12(日) 18:34:19|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

10月のツツジトゲムネサルゾウムシ

以心伝心とはよく言ったものです。ご近所のツツジの生垣を見ながら「ツツジトゲムネでもいないかなぁ」などと独白していたら、いたんですよ、一頭だけでしたが。秋に見るのはこれで2度目。数年前の9月に一度見たことがありますが、10月に見るのは初めてです。何のために今頃出てきたのかよくわかりませんが、ちょっとした気の迷いで出て来てしまった、というのが案外真相かもしれません。あくまで私見ですが、初夏に羽化した新成虫の夏眠明けとも考えられます。と言っても随分遅い夏眠明けですが・・・。
1-DSC_0239wdn(S).jpg

3-DSC_0259wtn(S).jpg

4-DSC_0313wdn(S).jpgツツジトゲムネサルゾウムシ ‘14.10月上旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。








  1. 2014/10/11(土) 21:29:53|
  2. ゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

虹色のゴミダマ2態

朽ちて樹皮が浮き上がった伐採木にニジゴミが一匹。生態写真を撮りはじめた頃、初めて挑戦した倒木の樹皮剥がしで、最初に出たのがこのニジゴミムシダマシでした。宝探しにも似た樹皮剥がしってドキドキするなぁ、というのがその時の偽らざる感想。それ以後、樹皮剥がしは虫探しの定番テクニックとなりました。
1-DSC_1066wdn(On).jpgニジゴミムシダマシ ‘14.9月中旬 東京都町田市

同じような配色のナガニジゴミムシダマシ。こちらもよく見かける拙ブログでは常連のゴミダマです。半ツヤの感じが好ましく、私の腕でもいい感じに写ってくれるので好きな虫の一つです。って好きになる理由がそこかい。ちょっと違うような気もしますが・・・。
2-DSC_0613wdn(On).jpgナガニジゴミムシダマシ ‘14.9月中旬 東京都町田市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。






  1. 2014/10/10(金) 19:13:17|
  2. ゴミムシダマシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

秋ですねぇ ・・・ヒメアカタテハ

気温が高かろうが、汗が出ようが、このチョウを見ると季節はもはや秋なんだと、妙に納得してしまう熟年虫好きであります。見上げれば抜けるような青空にうろこ雲。空に夏はもうありません。
DSC_1001wdn(I)_201501061815441b8.jpg‘14.9月下旬 東京都狛江市
※UPのタイミングがズレています。空の写真もないし・・・。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。





  1. 2014/10/09(木) 18:51:10|
  2. チョウ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

忘れていた ・・・クリストフオニケシキスイ

てっきりコヨツボシケシキスイと思い込み、一顧だにしなかったクリストフオニケシキスイ。UP画像がそろそろ底をつき始めてきたので、旧作をつらつら眺めていたら、このケシキスイが出てきました。アンダーで、ピン甘、しかも撮ったことさえ忘れていたケシキスイですが、上翅の斑紋を見て「あれっ」と思いました。紋が「人」の字型です。ということはコヨツボシではなくクリストフオニです。まだ数度しか出会っていないケシキスイ。そうとわかっていればもう少し真面目に撮っていたものをと、相変わらずのヘポ虫屋です。拙ブログでは初となるクリストフオニケシキスイ。ちょいと寝ぼけていますがお付き合い下さい。
DSC_1024wdn(D).jpgクリストフオニケシキスイ ‘14.6月中旬 山梨県甲州市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。




  1. 2014/10/08(水) 18:09:26|
  2. ケシキスイ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ひょっこり ・・・イクビマメゾウムシ

2年前、同じ河川敷のヒルガオに沢山いたマメゾウムシの仲間。その後ぱったり姿が見えなくなっていましたが、この日、マメ科の植物に一頭だけ見つけました。
1-DSC_0208wdn(I).jpgイクビマメゾウムシ ‘14.9月下旬 東京都狛江市
※本種の幼虫はマメ科のほか、ヒルガオの種子も食べるそうです。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。



  1. 2014/10/07(火) 18:30:20|
  2. ハムシ科マメゾウムシ亜科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

やっぱり異様 ・・・ヒメクチカクシゾウムシ

遊歩道の防護柵にヒメクチカクシゾウムシの交尾ペアを発見。どちらも目一杯頭を下げているのでちょっと異様です。夢に出てきそう・・・。
1-DSC_0285wdn(I).jpg

2-DSC_0237wdn(I).jpgヒメクチカクシゾウムシ ‘14.9月中旬 神奈川県川崎市


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。









  1. 2014/10/06(月) 20:24:43|
  2. ゾウムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

何となくの胸騒ぎ ・・・キベリチビゴモクムシ

この時期にケヤキの樹皮をめくったことはほとんどありませんが、いかにもめくって下さいと言わんばかりの浮いた樹皮に、ついつい手が伸びてしまいました。そして一枚ペリッと・・・。するとどうでしょう、上翅に黄褐色の縁取りのあるキベリチビゴモクムシが出てきました。何となくの胸騒ぎに、たまには反応してみるのも一興です。
1-DSC_0054wkn(I).jpg

2-DSC_0120wdn(I).jpgキベリチビゴモクムシ ‘14.9月下旬 東京都狛江市
ケヤキなどの樹皮裏や、砂質の河原で見ることが多いゴモクムシです。体長は8~9mm。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。




  1. 2014/10/05(日) 13:33:43|
  2. オサムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

一か月前ですが ・・・タテスジキツツハムシ

イタドリにいたタテスジキツツハムシ。一頭だけというのが解せませんが、本来このハムシのホストはヤナギやハシバミなので、たまたま飛来した一頭ということなのでしょう。背中の斑紋は変化が激しく、タテスジが消滅した個体もいます。
1-DSC_0204wdn(D).jpgタテスジキツツハムシ ‘14.9月初旬 山梨県甲州市
カシワツツハムシをタテスジキツツハムシと誤同定しているサイトが結構あります。何かエラそう・・・。


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。




  1. 2014/10/03(金) 18:44:59|
  2. ハムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

最高のごちそう ・・・クロマルエンマコガネ♀

落果し発酵した柿。こんな柿にはこんな虫もやって来ます。前ページのアカマダラケシキスイの影に隠れていたクロマルエンマコガネ(多分)のメスです。ケシキスイ、ハネカクシ、サビキコリ、そしてエンマコガネ・・・。ある種の虫にとっては最高のごちそうかもしれません。
1-DSC_0040wdn(S).jpg

2-DSC_0031wdn(S).jpgクロマルエンマコガネ♀ ‘14.9月中旬 東京都世田谷区


にほんブログ村 その他ペットブログ 昆虫へ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ
にほんブログ村
お気に召したら清き一票を・・・。





  1. 2014/10/01(水) 18:11:48|
  2. コガネムシ科
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0