甲虫三昧

隠し味 ・・・クロホソアリモドキ

春だというのに、相変わらずご近所の畑で、地表を徘徊する微小な甲虫ばかり撮っている熟年虫好きです。

私の姿は傍から見れば、野良仕事に精を出す、貸農園の借主といったところかもしれません。でも実は虫を探しているんですねぇ。虫が見つかるとぐぐっと地面に接近し、やおらカメラの連射音を響かせます。そして撮れた虫がこれ。体長3~4mmの地味なアリモドキです。真っ黒に見える上翅には、かすかに四つの斑紋が見えます。ちょっとした隠し味といったところでしょうか。上翅の斑紋にはバリエーションがあり、四紋、二紋、無紋があるようです。


四紋バージョンの図
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無紋バージョンの図
3-DSC_0464wdn(S).jpgクロホソアリモドキ ‘16.3月下旬 東京都世田谷区



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  1. 2016/03/31(木) 19:22:38|
  2. アリモドキ科
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脛に毛 ・・・トゲアトキリゴミムシ

脛に傷持つ、じゃなくて脛に毛を持つトゲアトキリゴミムシ。日本で唯一、トゲアトキリゴミムシ亜科を標榜する唯一無二のゴミムシです。ふつう「アトキリ」系のゴミムシと言えば、上翅の先端がハサミで切られたような形状で、樹葉上を主な活動の場にしているという印象ですが、本種にはそれが当てはまらず、むしろゴモクムシやマルガタゴミムシ類の生態に近いものを感じます。しかも畑や荒れ地を素早く疾走する様は、もはやマルガタゴミムシそのものと言っても過言ではない生き様です。まっ、これも私の独断と偏見による私見でしかありませんけど・・・。
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DSC_0575wdn(S).jpgトゲアトキリゴミムシ ‘16.3月中旬 東京都世田谷区

春なのに、春っぽい写真がUPできない「甲虫三昧」。なんとかならんもんかなぁ・・・。



  1. 2016/03/30(水) 18:28:04|
  2. オサムシ科
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掃いて捨てるほど ・・・マダラチビコメツキ

昨年まではポツポツといった程度の出会いでしたが、今年はご近所の畑でいやというほど出会っています。畑や荒れ地にふつうとのことですが、掃いて捨てる程いるとは知りませんでした。本種はマメ科やイネ科の根のほか、サツマイモなどを加害するため、農家では嫌われ者のようです。
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泥まみれの個体ばかりでは何なので、ヤラセでちょっときれい目もUPしました。
DSC_0296wdn(S).jpgマダラチビコメツキ ‘16.3月中旬 東京都世田谷区



  1. 2016/03/29(火) 18:31:11|
  2. コメツキムシ科
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我が家の風物詩 ・・・トラフコメツキ

我が家の庭に湧いたトラフコメツキ。今年も春を告げるこのコメツキが出て来る季節となりました。いつ頃から我が家の庭先からこのコメツキが発生するようになったのでしょう。過去画像をひも解くと、最初の撮影が‘06の春ですから、本格的に生態写真を撮りはじめた頃(’04)はまだいなかったようです(単に気が付いていないだけかも)。少なくともここ10年は発生を繰り返していることになります。この虫も我が家の風物詩の一つとなりました。
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DSC_0490wdn(S).jpgトラフコメツキ ‘16.3月中旬 東京都世田谷区

UPしておいてなんですけど、あまり春っぽい写真ではありませんね。ちょっびっと反省・・・。



  1. 2016/03/28(月) 18:50:17|
  2. コメツキムシ科
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畑でマグソコガネ

春の河川敷の後は、再び地味甲虫です。

ご近所の畑で今シーズンはじめてのマグソコガネ。冬季に個体数が増えるというふれこみですが、この冬は一度も見ることなく春がやって来てしまいました。表から見えませんが、お腹には小さな、小さなダニがびっしりついています。自分の腹にゴマンとダニがついていたら、誰はばかることなく卒倒しますね。

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DSC_0215wdn(S).jpgマグソコガネ ‘16.3月中旬 東京都世田谷区



  1. 2016/03/26(土) 20:16:09|
  2. コガネムシ科
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虫撮り仲間と行く春の河川敷 その2

昨日の続きです。

メンバーが見つけてくれたチビコフキゾウムシ。カラスノエンドウをパクついていますが、結構敏感で、このあと何の前触れもなく落ちてしまいました。
1-DSC_0423wdnn(I).jpgチビコフキゾウムシ

弁当を広げた狭い河原で、ちょっと石起こし。その起こした石の上を、こっちに向かって歩いてくるメチャ小さなゴミムシがいます。ダメ元で連写した内の一枚が、何とか見られる程度に写っていました。体長は2.5mmほど、その体長に加え、細身という体型と相まって、数字以上に小さく見えます。確信はありませんが、ヒラタコミズギワゴミムシではないかと思います。
DSC_0434wdn(I).jpgヒラタコミズギワゴミムシ?

体長は4mm強。前種に比べると倍近い大きさがあるので大きく見えます。光沢が半端ないのでAF泣かせといったところでしょうか。太陽光が当たったらまずピンは来ません。ってこれも甘いですけど・・・。
DSC_0464wdn(I).jpgウスモンミズギワゴミムシ

正露丸の匂いをまき散らしながら、ノグチアオゴミムシが河原を駆け抜けます。何もそこまで慌てなくてもいいじゃね、というほどの韋駄天走りです。お仲間たちがワーワー、キャーキャー言いながら追いかけます。
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DSC_0538wdn(I).jpgノグチアオゴミムシ

ペアは初めてなので再登場です。一連写したあと、お仲間を呼ぼうとしたら、見事に落ちてしまいました。やっぱり敏感なチビコフキゾウムシです。
DSC_0599wdn(I).jpgチビコフキゾウムシ

珍しくカラスノエンドウにいたので撮ってしまいました。この子も再登場です。
DSC_0606wdn(I).jpgコガタルリハムシ

枯草を歩いていた丸い虫。タマキノコムシのようです。手足を縮めたら(手はないか)真ん丸になりそうな体型をしています。大きさ、色、そして頭の形から、オオマルタマキノコムシとしましたがどうでしょう。自信はないので?付きです。あしからず。
DSC_0633wdn(I).jpgオオマルタマキノコムシ? 

陽も西に傾き、雲も少し出て来ました。楽しかった春のお気軽虫撮り大会もそろそろお開きの頃合いとなりました。そんな折、私の前にやっと今日の主役であるスズキミドリさんが現れてくれました。写真はイマイチですが取りあえず撮れたので、終わりよければすべてよし、で幕としましょうか。まずはめでたし、めでたしです。DSC_0650wdn(I).jpg

DSC_0691wdn(I).jpgスズキミドリトビハムシ ‘16.3月下旬 東京都狛江市(すべて)

春の虫撮り企画はこれにて終了です。お付き合いいただいた虫好きの皆様もお疲れ様でした。



  1. 2016/03/25(金) 18:54:13|
  2. フィールド探訪
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虫撮り仲間と行く春の河川敷

という訳で、春の河川敷に、早出の虫を求めてブラブラ歩こうという、お気軽虫撮り企画の春バージョンです。題して「新芽とスズキミドリさん」です。

最寄駅に集合した時点ではまだ雲が残り、気温も低目で、何となく不穏な空気が流れていましたが、河原へ出てブラブラしはじめると、雲も切れ暖かさが増してきました。風がちょっと気になりますが、そこはそこ、あくなき虫への情熱がそれを払拭してくれることでしょう。なんて・・・。

とは言え、探してすぐに見つかる季節でもなく、辺りをジロジロしながら散策路を歩きます。スイバにはお約束のコガタルリハムシ。珍しく花の上にトホシクビボソハムシが乗っかっています。花とこのハムシのコラボはちょっと珍しいかも。私の写真はショボいので、お友達の写真にリンクします。1-DSC_0406wdn(I).jpgコガタルリハムシ

ユキヤナギにはモモブトカミキリモドキが鈴なりです。見るとすべてオス。メスの出現前に腹ごしらえでもしておこうという算段でしょうか。雌雄で発生時期にズレが生じることはよくあることなので、驚くには当たりません。ユキヤナギの白が飛んでいるのは、ご愛嬌です。気にせず通りすぎて下さい。
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DSC_0094wkn(I).jpgモモブトカミキリモドキ

春なのでナナホシテントウ、入れます。
DSC_0187wdn(I).jpgナナホシテントウ

ヤナギの新芽に潜り込むこの子は一体誰でしょう。先般、「モヤモヤ ・・・イネゾウモドキ」をUPしたばかりですが、さぁて、困った。モンイネゾウモドキかヤナギイネゾウモドキか、進退窮まる熟年虫好きの同定作業です。なんてことを書いてもわかるわきゃないし、イネゾウモドキの一種でお茶を濁すしかありませんね。
DSC_0224wkn(I).jpgイネゾウモドキの一種

今日の目的は、芽吹き始めたヤナギの新芽と、スズキミドリトビハムシのコラボレーションですが、そのスズキミドリさんが見つかりません。(私を除く他のメンバーは、しっかり撮っていたようですが・・・)ヤナギがダメなら、下草をジロジロ。そこに今シーズン初見のイタドリハムシがいました。ふつう種ですけど、このハムシ好きだなぁ。
DSC_0282wdn(I).jpgイタドリハムシ

そろそろお腹もすいてきたのでここらでランチタイム。風はあれどポカポカ陽気の河原に陣取り、それぞれに昼飯をパクつきます。虫はいなくても、虫好き仲間と昼ごはんが食べられるっていいですよね。妙に癒される熟年虫好き。歳なんですかねぇ。(他のメンバーは私よりずっと若いです)

河原の石をジャリジャリすると、まだ越冬中?のコガタルリハムシが出て来ました。一瞬、ご新規ハムシかと思いましたが、ちょっと残念!
DSC_0291wd(I).jpgコガタルリハムシ

子供の頃、連日、新聞テレビを大いに賑わせたアオバアリガタハネカクシ。さわるとその体液で水泡が出来ると、社会問題にまでなったハネカクシです。当時大発生して人家の明かりに飛来し、被害が続出しました。ハネカクシの中では色気があって、なかなかきれいです。
DSC_0326wdn(I).jpgアオバアリガタハネカクシ

メンバーが見つけたホソクチゾウムシ。越冬時期にこの界隈の樹皮下から見つかるケブカホソクチゾウムシに比べると一回り大きく、口吻もちょっと長いようです。そうなるとヒゲナガホソクチあたりかなという気もしますが、今までこのフィールドでヒゲナガホソクチを見たことがないので疑問が残ります。正体は何でしょう。
DSC_0334wdn(I).jpgホソクチゾウムシの一種 ’16.3月中旬 東京都狛江市(すべて)

といったところで、この続きはまた明日。



  1. 2016/03/24(木) 21:38:40|
  2. フィールド探訪
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ちゃんと星五つ ・・・イツホシマメゴモクムシ

畑に多いこのゴモクムシは、私にとって数少ない斑紋つきゴミムシとして貴重な存在です。根が単純なもので、見つけた時は顔がほころんでしまいます。「イツホシ」というくらいですから、星が五つあるのがノーマルですが、中には星三つの個体もいます。それが結構多かったりして・・・。
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DSC_0396wdn(S).jpgイツホシマメゴモクム ‘16.3月上旬 東京都世田谷区



  1. 2016/03/23(水) 20:33:33|
  2. オサムシ科
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土の匂い ・・・スナゴミムシダマシ

春なのに地味な甲虫が続きます。

一昨年の秋頃から徘徊するようになったMFの、未探索場所で見つけたスナゴミムシダマシ。ホソスナやコスナを見慣れた目には、倍くらいの大きさに見えます。前2種は乾いた砂地や草地のイメージがありますが、このゴミダマには湿気のある土の匂いを感じます。

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2-DSC_0348wdn(Ku).jpgスナゴミムシダマシ ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/22(火) 19:11:05|
  2. ゴミムシダマシ科
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半光沢のツヤ ・・・ナガエンマムシの一種

丘の斜面の小道に放置された、伐採木の樹皮下にひそんでいたナガエンマムシ。漆塗りのような半光沢のツヤがなんともいい感じですが、ピンの甘さがそれを相殺しています。ナガエンマムシも似た種が多く、これと決めるには覚悟が必要ですが、体長と全体の雰囲気からヘリナガエンマムシ辺りが臭いかな、と思っている熟年虫好きです。
DSC_0872wdn(Ku).jpgナガエンマムシの一種 ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/21(月) 11:19:19|
  2. エンマムシ科
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今回は主役 ・・・ウスキホシテントウ

先般は友情出演だったので、今回は主役を務めてもらうことにしました。ケヤキの樹皮めくりではお馴染みのテントウムシですが、よく似たムツキボシテントウはなかなか見ることが出来ません。アカマツやクロマツ林に生息するとのことですが、個体数は少なく、出会うのは思う以上に難しいようです。
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眠りを邪魔され、しょうがなく樹皮裏を歩きはじめてしまったウスキホシテントウの図
4-DSC_0231wdn(Ku).jpgウスキホシテントウ ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/19(土) 20:54:21|
  2. テントウムシ科
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キノコに依存? ・・・カタモンキノコハネカクシ

用水路の欄干にいた体長7~8mmのハネカクシ。カタモンキノコハネカクシというくらいですから、活動期にはキノコなどにやって来て、ガシガシキノコをかじったりするのでしょうか。キノコに依存するハネカクシは結構多いですものね。
1-DSC_0124wdn(Ku).jpgカタモンキノコハネカクシ ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/18(金) 18:39:57|
  2. ハネカクシ科
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正真正銘 ・・・レロフチビシギゾウムシ

今までどっちつかずのチビシギゾウムシジュウジチビシギゾウムシ)に、翻弄されまくりでしたが、この子はレロフチビシギに間違いないでしょう。北風が吹きつける、高台の公園のケヤキで見つけた正真正銘のレロフチビシギゾウムシ。もっと性根を入れて撮るべき相手でしたが、手がかじかむほどの寒さで、こんな塩梅となりました。ちょっと残念な結果ではあります。
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ボケてますけど友情出演の図
3-DSC_0218wdn(Ku).jpgレロフチビシギゾウムシ+ウスキホシテントウ ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/17(木) 19:04:31|
  2. ゾウムシ科
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犬のタマタマトビハムシ ・・・イヌノフグリトビハムシ

オオイヌノフグリを見るたび、この雑草につくハムシのことが気になっていましたが、そんな折、水田脇で見慣れないハムシを見つけました。上翅端に赤い斑紋のある微小なハムシです。図鑑を広げると、ありました。ナントこのハムシが気になっていた当のイヌノフグリトビハムシだったんですね。ホストではついぞ見かけないハムシが、ホストとは関係のない場所で見つかるこの不思議。冷静に考えてみると、その大きさ故に今まで目に入らなかったのかもしれません。体長が2mmでは、それもむべなるかなといったところかもです。
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3-DSC_0186wdn(Ku).jpgイヌノフグリトビハムシ ‘16.3月上旬 東京都町田市

とある虫サイトで、イヌノフグリ類よりむしろオオバコで見ることが多いとありました。オオバコにも、オオバコトビハムシ(未見)というハムシがつくので、同時に見られたらうれしいなと思う熟年虫好きです。



  1. 2016/03/16(水) 21:23:10|
  2. ハムシ科
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なんだかなぁ ・・・サルゾウムシの一種

未だに種を特定出来ない、私にとってはナゾのサルゾウムシ。チャイロアカサルとしてUPしたこともありましたが、両者を並べてみるとやっぱり別種かな、という気もしますが、図鑑の赤褐色から暗褐色という記述を見ると、やっぱりチャイロアカサルのバージョン違いかな、という気もして、実になんだかなぁ、のサルゾウムシです。両者の交尾ペアがいたらスッキリするんですけどね・・・。
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3-DSC_0323wdn(Ku)_20160315182932931.jpgサルゾウムシの一種 ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/15(火) 18:49:28|
  2. ゾウムシ科
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出さない訳には ・・・コガタルリハムシ

やっぱりこの時期になったら、このハムシを出さない訳にはいきませんよね。今年もこのハムシが大挙して現れる季節となりました。冬の間、どこでどう過ごしていたのやら。気温が上がると、我先にとホストへ駆け上がり、葉を食んだり、交尾にいそしんだりと、いつもの光景が繰りひろげられます。
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3-DSC_0730wdn(Ku).jpgコガタルリハムシ ‘16.3月上旬 東京都町田市



  1. 2016/03/14(月) 18:04:58|
  2. ハムシ科
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モヤモヤ ・・・イネゾウモドキ2態

はてさて、長年の懸案事項となっているイネゾウモドキの正体について、未だに悶々とした日々を送っている熟年虫好きですが、手っ取り早くゲニを引っこ抜いて、真相を究明しようという考えはさらさらなく、あくまで外見から判断しようというのですから無茶と言えば無茶な話です。でもあえてそうしたいと思う熟年虫好き。と言ったところで4枚の写真です。同じと言えば同じ、違うと言えば違う、くらいの差でしょうか。色のバリエーションと言ってしまえばそれまでですが、どんなもんでしょうね。実に曖昧模糊としています。1~2枚目はモン、3~4枚目はヤナギと思っているイネゾウモドキですが、モンの単なる色バリエーションの可能性無きにしも非ずです。私が一番の根拠(あくまで外見)としているのが、上翅の斑紋の境目です。どちらもツートンの趣ですが、境がはっきりしているのが上の2枚。色目もちょっと違うような気がします。以前、それを根拠にモンイネゾウモドキとしてUPしたことがあるので、合っていることを願うばかりです。
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2-DSC_0166wdn(I).jpgモンイネゾウモドキ? ‘16.1月下旬 東京都狛江市

と、ここまで書いたところで改めて保育種の甲虫図鑑を眺めてみると・・・。

ヤナギイネゾウモドキの斑紋はツートンっぽくありませんね。上翅全体に曖昧な斑紋が広がっている、という印象です。ツートンっぽい配色を持つイネゾウモドキは、ほかにケナガイネゾウモドキがいますが、どうなんでしょう。ホスト、生息域ともに範疇内ですが、毛の生え方に特徴があるとかで、ヤナギイネゾウモドキよりむしろこちらを疑った方がいいのかもしれません。このモヤモヤはまだしばらく続きそうです。
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2-DSC_0703wdn(I).jpgモンイネゾウモドキ?orケナガイネゾウモドキ??? ‘16.1月下旬 東京都狛江市

結局のところ、モンイネゾウモドキの体色バリエーションでケリとなるのがオチのような気がしてきました。なんだかなぁ、のイネゾウモドキたちです。あ~、やれやれです。


  1. 2016/03/12(土) 18:31:07|
  2. ゾウムシ科
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こんなに小さかったっけ ・・・キスジノミハムシ

九州ではじめてこのハムシと出会った時は、もう少し大きいハムシという印象でしたが、久々に見た本種は想像以上に小さく、びっくりするほどでした。ハムシハンドブックによれば2~2.5mm、確かにそのくらいの大きさしかありません。畑の横の空き地に捨てられたハクサイの葉に止まっていたキスジノミハムシです。ホストはハクサイのほか、ダイコンやカブといったアブラナ科の植物。日本には同じ仲間が5種ほど記録されているとかで、同定はちょっと自信なさげですが、キスジノミハムシで多分当たりと思います。
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2-DSC_0595wdn(Ku)n.jpgキスジノミハムシ ‘16.3月上旬東京都町田市
※写真が甘いので、リベンジ必至です。ってまた言わけ・・・。



  1. 2016/03/11(金) 23:14:46|
  2. ハムシ科
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小さい ・・・ミドリサルゾウムシ

あまりに小さく、最初はゾウムシなのか、アリマキなのかよくわからなかった虫。とりあえず「撮ってみる作戦」でサルゾウムシとわかり、大あわてで撮影を開始したという訳です。ところが結構逃げ足早く、結局のところ現場での撮影はままならず、いつものパターンでGet後の後撮りとなりました。正体はアブラナ科につくミドリサルゾウムシ。体長は2.0mm、小さいです。

現場で撮れた唯一の写真
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コマツナの葉に乗せ撮ってみました。コマツナもアブラナ科なので、実際、こんなシーンがあるかもしれません。
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3-DSC_0667wdn(Ku).jpgミドリサルゾウムシ ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/10(木) 20:37:34|
  2. ゾウムシ科
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正体わからず ・・・デオキノコムシの一種

朽ち木崩しの副産物的デオキノコムシですが、雑甲虫に目がない私は、いつしか撮影のメインがこっちになったりします。MFでも時々見かけるヤマトデオキノコムシは、中肢が長く、すぐにそれとかわりますが、このキノコムシにはそうした特徴がなく、同定は難儀です。図鑑とにらめっこしても正体がわかるはずもなく、デオキノコムシの一種とするしか他に手はなさそうです。
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2-DSC_1159wdn(Ku).jpgデオキノコムシの一種(デオキノコムシ科) ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/09(水) 19:56:35|
  2. その他の科
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ありがたく撮影 ・・・チャイロコメツキ

朽ち木で越冬中のコメツキムシ。コメツキは似た種が多く、フォルム的にもイマイチ感がぬぐえず、ちょっと苦手な甲虫グループですが、折角いてくれた越冬甲虫ですから、ありがたく撮影しない訳にはまいりません。正体は多分チャイロコメツキ。合っていればいいのですが・・・。
2-DSC_0050wdn(Ku).jpgチャイロコメツキ ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/08(火) 18:23:09|
  2. コメツキムシ科
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小崖から ・・・クロモリヒラタゴミムシ

谷戸路の小崖をすこ~し崩してみました。いかにもオサムシ、ゴミムシが入りそうな赤土の小崖です。亀裂の入った土塊を崩すと、すぐゴミムシが出て来ました。クロモリヒラタゴミムシのようです。出土場所や体の各パーツから判断して、本種としましたがどんなもんでしょう。間違っていたら平にご容赦です。
DSC_0470wdn(Ku).jpgクロモリヒラタゴミムシ ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/07(月) 18:09:57|
  2. オサムシ科
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撮り直し ・・・ヒメサビキコリ

気持ちが入らないと写真にもそれが現れちゃうんですね。先般、片手間に撮ったヒメサビキコリの写真が、どうにも許し難く、いくら天下の地味甲虫と言えども、甲虫大好きを公言してはばからない虫好きの写真とも思えないと、虫神様の怒りを買い、撮り直しを命ぜられてしまいました。そんなこんなで、その時よりは気持ちを込め撮ったつもりですが、元々のセンスがアレなんで、大して変わり映えしていないみたいです。
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山海塾の舞台ではありませんの図
3-DSC_0518wkn(I).jpgヒメサビキコリ ‘16.2月下旬 東京都狛江市



  1. 2016/03/05(土) 20:51:47|
  2. コメツキムシ科
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2月のコガネムシ ・・・ビロウドコガネ

ギシギシにコガネムシがいました。2月のコガネムシはかなり早い出現ですよね。越冬中は別として、2月に見るのは初めてです。正体はビロウドコガネでしょうか。この日の暖かさに春を感じ、表へ出て来てしまったようです。
DSC_0823wdn(Ku).jpgビロウドコガネ ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/04(金) 18:16:32|
  2. コガネムシ科
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トホホな結果 ・・・カサハラハムシ

今日は気温が上がるというので、午後から川向うの緑地へ行ってみました。狙いは早出のカミキリ、サルゾウムシ、そしてキノコムシ。で結果はどうだったかというとですね、一言、トホホな結果でした。カミキリ、サルゾウムシは皆無。キノコムシは一頭いましたが、目が合った途端木柵から身投げ。辛うじて見つかったのがこのカサハラハムシ(多分)というわけです。なかなかこちらの思惑通りにはいきません。
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2-DSC_0767wdn(I).jpgカサハラハムシ? ‘16.2月下旬 神奈川県川崎市



  1. 2016/03/03(木) 18:18:01|
  2. ハムシ科
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二度楽しめる? ・・・トックリナガゴミムシ

河原に来たら石をひっくり返さないわけにはいきません。という訳で、適当に選んだ石をゴロンとひっくり返します。すると件のゴミムシが走り出てきました。逃げ回る被写体にフォースを照射、動きを封じたところで連写攻撃。結果はこんな塩梅となりました。
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2-DSC_0067wdn(I).jpgトックリナガゴミムシ ‘16.2月下旬 東京都狛江市

こちらは朽ち木で冬越ししていた同じゴミムシ。シチュエーションが変わると雰囲気も変わっていいですね。一種で二度楽しめるナンテところでしょうか。尤もそう思うのは私だけかもしれませんが・・・。
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4-DSC_0324wdn(I).jpgトックリナガゴミムシ ‘16.2月下旬 東京都町田市



  1. 2016/03/02(水) 18:01:00|
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悶々 ・・・アカイネゾウモドキ

この子は誰が見てもアカイネゾウモドキでしょう。体色はいかにも赤っぽく、なにより上翅に斑紋らしきものが見当たりません。私見ですが、撮影フィールドには本種を含め、ヤナギイネゾウモドキとモンイネゾウモドキの3種が混生しているのではないかと、ひそかに思っているのですが、今一つ確信が持てず悶々とした日々を送っています。いつの日か、それを白日の下にさらしたいと考えていますが、はてさて、どうなりますことやら、悩み多きイネゾウモドキたちではあります。
2-DSC_1126wdn.jpgアカイネゾウモドキ ‘16.1月下旬 東京都狛江市



  1. 2016/03/01(火) 19:54:08|
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