甲虫三昧

知らぬ間に ・・・カナムグラサルゾウムシ

知らぬ間に私のGパンに止まっていたタデサルゾウムシカナムグラサルゾウムシ。この日、撮影目標にしていたムシが、向こうからやって来てくれました。有難いことです。でもさすがにGパンでは絵にならないので、適当に乗せかえて撮った別撮りです。あしからず。
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DSC_0673wdn(Ku).jpgタデサルゾウムシ⇒カナムグラサルゾウムシ ‘16.10月初旬 東京都町田市
※同定間違い。平にご容赦を・・・。



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  1. 2016/10/31(月) 18:18:58|
  2. ゾウムシ科
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半年前 ・・・名無しのアリモドキ

半年前に撮った名無しのアリモドキ。素性はすぐに知れると思っていたのですが、結局問屋は卸してくれませんでした。図鑑に載っていないんですよ、この虫。どこにでもいそうな感じなんですけどね。体長は4~5mm、路肩の材の上をウロウロしていたアリモドキです。
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3-DSC_0846wdn(Ku).jpgアリモドキの一種 ‘16.4月中旬 東京都町田市



  1. 2016/10/28(金) 20:40:31|
  2. アリモドキ科
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小さなエンマコガネ ・・・チビコエンマコガネ♂

いつもの畑で見つけたチビコエンマコガネのオス。落ちた柿の下から出て来た初見の微小エンマコガネです。なんてたって名前が「チビコ」。チビな上に、コまでつくんですから、その大きさたるや容易に想像がつくというものです。頭頂にチョンと突き出た申し訳程度のツノがチャームポイント。タイミング次第でこんな虫も見つかるんですから、ご近所といえどもおろそかには出来ません。

とある糞虫サイトによれば、元々この糞虫は人糞や犬糞への依存度が高く、加えて昨今の犬糞の後始末が徹底してからというもの、かれらの住環境は劣化の一途をたどり、個体数はそれに呼応して減少傾向にあるとか。体長は3mm内外、エンマコガネの中では最小種です。

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DSC_0053wdn.jpgチビコエンマコガネ♂ ’16.9月下旬 東京都世田谷区



  1. 2016/10/26(水) 19:30:54|
  2. コガネムシ科
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インパクトのある和名 ・・・クサレダマチビトビハムシ

ガマが自生する小さな池のほとりで撮影したオレンジ色のハムシ。正体はどうやらクサレダマチビトビハムシのようです。同定が合っていれば初見です。「クサレダマ」って結構インパクトのある名前ですよね。一見「クサレ・ダマ」と読んでしまいそうですが、正しくは「クサ・レダマ」と読むのが正解です。言うまでもなく、クサレダマという植物につくのでこの名が冠された訳ですが、クサレダマがこの界隈にあるかどうかは知りません。図鑑にはクサレダマ以外のホストが記載されていないので、そのあたりがちょっと引っかかりますが、ハムシの特徴が図鑑の解説とマッチするので、取りあえず?付きでUPしました。寝ぼけ写真ですが、初登場なので平にご容赦を・・・。
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2-DSC_0013wdn(On).jpgクサレダマチビトビハムシ? ’16.9月下旬 東京都町田市



  1. 2016/10/24(月) 19:56:25|
  2. ハムシ科
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ブラジル原産 ・・・ヤサイゾウムシ

緑地の駐車場から里山へ移動。連日の雨で谷戸路はぬかるんでいますが、長靴なのでへっちゃらです。どうしたって長靴は虫撮影にはかかせませんね。やがて小さな池のほとりでヤサイゾウムシを発見。このゾウムシの原産国はブラジルですが、活動時期は前ページ2種と同じように秋から冬を挟んで翌春です。これって単なる偶然でしょうか。それとも他に共通する要因でもあるのでしょうか。
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DSC_0322wdn(On).jpgヤサイゾウムシ ‘16.9月下旬 東京都町田市
※日本に生息する本種はすべてメス。単為生殖で数を増やしているようです。



  1. 2016/10/23(日) 21:07:20|
  2. ゾウムシ科
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ヨーロッパ原産 ・・・タコゾウムシ2種

緑地の駐車場に車を止め、ゴム長靴に履き替えます。これさえ履いておけば、ぬかるみやヤブ漕ぎもなんのその。長靴は虫撮影の必須アイテムと申せましょう。まずは駐車場の周辺で虫探し。早速オオタコゾウムシが出迎えてくれました。オオタコゾウムシはヨーロッパ原産の外来種。アルファルファといい、ヤサイといい、外国産ゾウムシって結構のさばっていますよね。
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DSC_0020wdn(Oy).jpgオオタコゾウムシ ‘16.9月下旬 東京都町田市

そしてこれもヨーロッパ原産のアルファルファタコゾウムシ。オオタコ同様マメ科の植物に寄生する外来ゾウムシです。このゾウムシ、本当に増えました。余程日本の水が合ったんでしょうね。活動時期は秋から翌初夏にかけて、冬に活動ってどういうことでしょう。尤も一部の糞虫やフユシャクのように、活動時期に冬を選ぶ昆虫もいるわけですから、驚くには当たらないのかもしれませんが・・・。
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DSC_0269wdn(Ku).jpgアルファルファタコゾウムシ ‘16.8月中旬 東京都町田市



  1. 2016/10/21(金) 19:02:15|
  2. ゾウムシ科
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到着早々 ・・・ハッカハムシ

路傍の下草に虫のシルエットが見えます。何でしょう、遠目だと小さなコガネムシに見えますが・・・、おっと、ハッカハムシです。この日目的にしていた虫が、現地到着早々見つかってしまいました。ちょっと早すぎですね。この後の展開が気がかりです。このフィールドでハッカハムシを見るのは初めてですが、近くにはシソやカキドオシもあるので、エサに困ることはないでしょう。このまま定住してくれたら、うれしいんですけどね・・・。
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別個体の図
5-DSC_0389wdn(On).jpgハッカハムシ ‘16.9月下旬 東京都町田市



  1. 2016/10/19(水) 20:21:01|
  2. ハムシ科
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薪置き場でゴミダマ3種

野ざらしの薪置き場。何かいないか一本薪をひっくり返します。すると定番のルリゴミムシダマシが出て来ました。これがいれば他にも何かいるだろうと期待が持てます。
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3-DSC_0628wdn(Ku).jpgルリゴミムシダマシ

この子はルリゴミダマ撮影の合間に現れたニジゴミムシダマシ。前翅が割れているのか、後翅が格納できないようです。
DSC_0793wdn(Ku).jpgニジゴミムシダマシ

薪を持ち上げると大きな虫が転げ落ち、材の隙間へ落ちていきました。ムムッ、ユミアシか。もしそうなら東京ではお初となります。落ちたあたりを探し回ると、いました。やっぱりユミアシゴミムシダマシでした。大型のゴミダマで迫力があります。一部のゴミダマでは肢が弓状に湾曲した種がいますが、このゴミダマは肢の形状をそっくりそのまま和名にもらっています。ガタイも大きいし、肢も弓状を呈しているので、「ユミアシ」の名をもらって当然といえば当然かもしれません。
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これは別個体。持ち上げた薪から、ポトリと落ちてしまったの図
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DSC_0905wkn.jpgユミアシゴミムシダマシ ‘16.9月中旬 東京都町田市



  1. 2016/10/17(月) 18:24:12|
  2. ゴミムシダマシ科
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曇天下のクロハナケシキスイ

梅雨より梅雨らしい今年の9月。今にも泣きだしそうな空の下を、何でもいいから甲虫や~い、と町田市郊外の谷戸を彷徨います。でもって、路傍のツルボにケシキスイを見つけました。けし粒のように小さいキスイムシだからケシキスイ。虫好きの養老さんの著書の中に、こんな一文がありました。なるほど、言われてみれば言い得て妙。そうなんです、ケシキスイはキスイムシの小さいヤツ、だったんですね。知っていましたか。私は今の今まで知りませんでした。で、このケシキスイ、多分クロハナケシキス。いかにも曇天下で撮影した甲虫写真といった趣です。因みに全部別個体です。
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3-DSC_0988wdn(Ku).jpgクロハナケシキスイ ‘16.9月中旬~下旬 東京都町田市



  1. 2016/10/15(土) 17:55:06|
  2. ケシキスイ科
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里山でゴミムシ4種

「ヌレチ」というくらいですから、湿気のある場所を好むゴミムシです。ふつう種ですけど、いうほど数は見ませんね。東京ではまだ2度の出会いに留まっています。
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2-DSC_0336wdn(Ku).jpgキアシヌレチゴミムシ

ひっくり返した材の下から出て来たセアカヒラタゴミムシ。材の下には、ダンゴムシ、ハサミムシ、ミミズ、あるいはムカデなんぞがワサワサと這いまわっていますが、そんな中にゴミムシがいたりすると、俄然やる気が出てきます。なんであれ、甲虫がいる景色が大好きな熟年虫好きです。
3-DSC_0251wdn(Ku).jpgセアカヒラタゴミムシ

個人的にはクロモリヒラタゴミムシに印象がよく似ているなぁ、と見るたびにそう思うのですが、皆さんはどうどすか。えっ、ゴミムシには興味がないから何とも言えない。ごもっともです。
4-DSC_0002wdn(Ku).jpgオオヒラタゴミムシ

大きなゴミムシが一瞬視野を駆け抜けます。オオゴミムシでしょうか。行方を追うと・・・、オスナハラゴミムシでした。半ツヤの光沢が実に私好み。動きは早く、一瞬止まったところを激写するしか手がありません。
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7-DSC_0183wkn(Ku).jpgオオスナハラゴミムシ ‘16.9月中旬 東京都町田市(すべて)



  1. 2016/10/13(木) 21:10:00|
  2. オサムシ科
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活動中は初 ・・・ツマキタマノミハムシ

やっと野外で活動している本種を見ました。今までは、すべてムクノキの樹皮下で、越冬中の個体ばかりでしたから、まさにやっとという感じです。ボタンヅルをホストとするムネアカタマノミハムシによく似ていますが、前胸背の後縁中央に、黒紋があるので本種とわかります。ただ、タマノミハムシの仲間は日本に20種いて、似た種が多いとあるので、それがちょっとひっかかります。
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DSC_0061wdn(I).jpgツマキタマノミハムシ ‘16.9月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/10/11(火) 17:56:40|
  2. ハムシ科
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同じ場所 ・・・ルリクビボソハムシ

数か月前のことですが、前ベージのゾウムシを撮影したおなじ場所で、ルリクビボソハムシを撮影していました。UPのタイミングを逸していたこともあって、ちょうどいい機会なので便乗UPしようと思います。

アザミをホストとするハムシが、田植えが終わったばかりのイネにいました。どこからやって来たのでしょう。アザミはあっても、群落をつくるほどには生えていないので、ちょっと不思議な気がします。

この界隈には腹の黄色いキバラルリクビボソのほか、数は少ないもののトゲアシクビボソもいます。ということは、似たような色合いのクビボソハムシが、このフィールドには3種いることになります。これって、結構楽しいことに思えるのですが、皆さんはどう思われます。因みにこのフィールドでは初お目見えです。

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DSC_0339wdn(Ku)_20161009194558371.jpgルリクビボソハムシ ‘16.7月初旬 東京都町田市



  1. 2016/10/09(日) 19:49:12|
  2. ハムシ科
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急速に増加? ・・・オリーブアナアキゾウムシ

遠目にも大型のゾウムシであることがわかります。正体は何でしょう。ソロリと近づき、斑紋を確認します。あれま、オリーブアナアキです。その「あれま」がイネにいました。最近、庭木として人気の高いオリーブへの加害が著しいオリーブアナアキゾウムシ。繁殖力が強いのか、個体数が急速に増えているようです。この個体も新たな繁殖場所を求めて、移動の途中かもしれませんね。
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DSC_0513wdn(Ku).jpgオリーブアナアキゾウムシ ‘16.9月中旬 東京都町田市



  1. 2016/10/09(日) 16:29:53|
  2. ゾウムシ科
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河川敷いつものチョッキリ2題

もういないだろうと思って覗いたグミに、まだ生き残りがいました。本種の発生は年一回、5~7月がその発生時期とされています。とすれば9月の半ばに撮影出来た個体は、最後の生き残りということでしょうか。
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DSC_0215wdn.jpgグミチョッキリ ‘16.9月中旬 東京都狛江市

ちゃんとした写真が撮れなかったので、6月に同じグミで撮影した過去画像を便乗UPします。
DSC_1161wdn(I).jpgグミチョッキリ ‘16.6月中旬 東京都狛江市

同じ日に撮影したヒメケブカチョッキリ。本種は初夏と秋の2回発生します。最初の出現は越冬組で、秋が新成虫という訳です。グミは古個体、ヒメケブカは新成虫。同じチョッキリの仲間でも、それぞれの生態に差があるのが興味深いです。発生当初は、発生場所にしばらく留まっていますが、やがてそれぞれ好きな場所へ散っていきます。昨年も同じ成り行きでしたので、輪廻はつつがなく繰り返されているという訳ですね。めでたし、めでたしです。
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DSC_0576wdn(I)_2016100620415856d.jpgヒメケブカチョッキリ ‘16.9月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/10/06(木) 20:44:27|
  2. チョッキリゾウムシ科
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雑甲虫求めて三度山梨へ 後編

林道沿いのイタドリを観察します。もとよりカミキリは期待していませんが、イタドリの雌花に何やらカミキリっぽいシルエットが見えます。なんでしょう、ピドニアでしょうか。でも見たことのない斑紋です。図鑑を見ても、その斑紋に該当する種が見当たりません。すわ、未記載種! な訳はありませんが、他のベージをつらつら眺めていたらありました。チャボハナカミキリです。解説によれば多くの地域で優先種とのこと。しかし10年以上甲虫を追いかけていますが、ついぞ見なかったカミキリです。そう思うと、つくづく私はカミキリの縁のない甲虫屋だなぁ、と今さらのように思うのです。
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2-DSC_0798wdn(D).jpgチャボハナカミキリ

チャボハナの隣にいたセスジツツハムシ。随分遅くまでバラルリっているんだなと、いぶかしく思いましたが、バラルリじゃない、セスジツツだぁ! となった訳です。見る機会は少なく、私もまだ1~2回しか見ていません。和名の通り、上翅の点刻列が明瞭で、バラルリとの違いは一目瞭然です。写真が甘いのが悔やまれますが、撮れただけマシとすべきでしょう。リベンジしたいけど、いつ会えるかわかりませんから・・・。
4-DSC_0841wdn(D).jpgセスジツツハムシ

アサギマダラを初めて見たのは小学6年のころ。家族で那須の茶臼岳へ登った時のことです。山頂に飛来(吹き上げられた?)したアサギマダラを見つけ、網をかざして猛ダッシュ。そして一振り。しかし相手は網をすり抜け、天高く舞い上がってしまいました。何かの本でアサギマダラは捕獲しそこねると、素晴らしいスピードで天空へ舞い上がると書いてあったその通りのことが、目の前で起こってしまったのです。今でこそ心安らかに撮影出来ていますが、あの時の悔しさは今でもはっきりと覚えています。私にとっては、思い出深いチョウチョなのですね。
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5-DSC_0976wkn(D).jpgアサギマダラ

お約束の某ペンション庭先土場へやって来ました。9月も平日となればさすがに虫屋の姿はなく、静かなものです。しかも期待していないとは言え、カミキリ一頭いない土場は、なんと寂しく、やるせないのでしょう。キマワリさえいないのですから、何をかいわんやです。

それでもめげずに材を物色します。ムムッ、ケシキスイ。確信はありませんが、どうやらあまりヒョウモンぽくないヒョウモンケシキスイのようです。これは是が非でもアッブ画像を撮らなければなりません。が、しか~し、それを狙ってにじり寄った途端、当のケシキスイは無情にも材のすき間へ真っ逆さま。「どうしても撮らなくちゃならない甲虫リスト」にノミネートされていたケシキスイが、あっという間に目の前からいなくなってしまいました。

6-DSC_1032wdn(D).jpgヒョウモンケシキスイ
※根拠は全体に赤味があり、肢が赤褐色という点、そしてフォルムが似寄りのクリストフオニに比べ、ふっくらとして巾があることでしょうか。間違っていたら赤っ恥ですが、ここは希望的観測を前面に、ヒョウモンケシキスイで押し通そうと思います。

見た目はワシバナヒラタですが、胸の点刻の出方がまるで違います。図鑑の解説では、ワシバナヒラタより小さいことになっていますが、この個体は結構大きかったような気がします。初見のゾウムシなのに撮影態度がおざなりで、今になって後悔している熟年虫好きです。
10-DSC_0320wdn(D).jpgワシバナヒメキクイゾウムシ

微小なキクイムシも、これだけはっきりとした斑紋を持つ種はいいですね。でも種名がわかりません。シラベザイノキクイムシ、カシワノキクイムシ、オオザイノキクイムシ・・・。どれも該当しそうですが、お仲間が沢山いるみたいで、正確な同定はちょっと無理なようです。
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11-DSC_1149wdn(D).jpgキクイムシの一種

大型の甲虫のいない土場って、本当に寂しいですね。小さくてもいいから、他にもっといないかなぁ、と土場のあちこちを浮遊する熟年虫好き。やがて執念とも言うべき薄茶色の小さな虫をキノコに見つけました。これはツノゴミダマのようです。小粒ながら、なかなかの造形を持つこの手のゴミムシダマシは私の好物です。
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12-DSC_1239wdn(D).jpgコチビツノゴミムシダマシ

もはや山梨シリーズの最後を飾るのは、この虫以外いなくなってしまいました。すいませんが、今季三度目の登場です。でもちょっと異質でしょ、この個体。最初に見た時は別種かと思うくらい上翅が黒く見えたものです。
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DSC_0317wdn(D).jpgツマグロヒメコメツキモドキ ‘16.9月初旬 山梨県甲州市(すべて)

これにて終了。お付き合いいただきありがとうございました。



  1. 2016/10/04(火) 20:05:53|
  2. フィールド探訪
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雑甲虫求めて三度山梨へ 前編

今季3度目の山梨詣で。といってもいつもの甲州市初鹿野線です。まるでバカの一つ覚えよろしく、芸のないことです。

暑いとは言え季節は9月(ほぼ一か月前の虫撮り話しです)。カミキリムシはほぼシーズンを終え(オオトラとかコブヤハズとかいますけど・・・)、狙いは私のメインアイテムであるところの雑甲虫です。華やかさなど微塵もない、地味で見映えのしない、小さな虫を探そうという魂胆です。という訳なので、奇特な虫好きの方だけお付き合い下さい。

前回8月の山梨詣では、予期せぬ事故渋滞につかまり、到着が大幅に遅れたうえに、安定しない天気に翻弄されまくりでしたが、今回は渋滞もなく、天気にも恵まれ、条件的には申し分ない一日でした。が、しか~し、だからと言ってそれが結果につながるかと言うと、必ずしもそうはならないところが虫撮りの妙でして、逆にモヤモヤだけが残る、何とも歯がゆい虫撮り行脚に終わったりするわけですね。前置きはこのくらいにして、先へ進みたいと思います。

林道の鳥羽口は、行って見ればまだ平地。高度を上げる前に、無用の長物と化したどこぞの施設の駐車場で、その日一日を占う意味も兼ね、虫を探すのが習わしとなっています。でもって草ボーボーの駐車場。とりあえずジロジロしますが、これといった甲虫は見つかりません。ということで、今回はミスジチョウ(多分)で幕開けとなりました。

1-DSC_0089wdn(D).jpgミスジチョウ

駐車場を後に標高を上げます。適当なところで車を止め物色します。するとヒョロと伸びたアザミにゾウムシペアを発見。まずは出会ったその位置から。背面へ回り込もうとしたら、何の前触れもなく落ちてしまいました。正体は何だったのでしょうか。横位置写真ではイマイチはっきりとしませんが、どうやらトドマツアナアキゾウムシのようです。かなり前に同じエリアで撮っていましたが、出来る事ならもちょっとちゃんと撮りたかったなぁと、悔やみ節が出てしまいます。何しろ生涯2度目の出会いだったもので・・・。
2-DSC_0119wkn(D).jpgトドマツアナアキゾウムシ

ビーティングで落ちたアトキリ系のゴミムシ。いつものホソアトキリと思いきや、画像を再生してみたらやけに太いんですよね。でもって調べてみたらミツアナアトキリゴミムシでした。どちらかと言えば結果オーライのゴミムシです。
3-DSC_0176wdn(D).jpgミツアナアトキリゴミムシ

樹上性のゴミムシは、私のバヤイ、叩かないとモノになりません。生態写真撮影の場合、ビーティングは是か非か、などという議論のあるようですが、私はとにかく数を撮りたいのでこのテクニックは必須です。で落ちたゴミムシがこのホソモリヒラタゴミムシ。「ヤセ」かなという気もしないではありませんが?付きで「ホソ」としました。
4-DSC_0240wdn(D).jpgホソモリヒラタゴミムシ?

毎度お馴染みのオオヨツアナアトキリゴミムシ。べっこう飴をウンと赤くしたような、なんとも艶めいたツヤの持ち主です。
5-DSC_0304wkn(D).jpgオオヨツアナアトキリゴミムシ

生涯2度目のワシバナくん。以前同じフィールドで撮影していたものの、どうにもこうにも甘い写真で、いつの日かリベンジを目論んでいたのがこの日叶ったようです。薄暗い現場撮影を諦め、Getしての別撮りです。
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7-DSC_0449wdn(D).jpgワシバナヒラタキクイゾウムシ

熊笹の群落をチラチラとチョウが舞っています。ゴイシシジミです。結構高いところにもいるんですねぇ。最初の出会いは中学の頃、近くの寺の墓地でした。やぶ蚊に喰われながら、素手で捕まえた覚えがあります。
8-DSC_0479wdn(D).jpgゴイシシジミ

山地性のテントウムシなので、この辺りまで来ないと見ることが出来ません。このテントウムシの斑紋を見ると、今は亡き水木しげるさんが描く「百目」という妖怪を思い出します。
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10-DSC_0597wdn(D).jpgウンモンテントウ

先月来た時も出会っていたアイノシギゾウムシ。その時は撮影前に飛ばれてしまい、悔し涙を流した熟年虫好きでしたが、今回は何とか撮れたようです。ハンノキなどをホストとする小型のシギゾウムシ。シギのような長い口吻は、それだけで絵になりますよね。
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12-DSC_0372wdn(D).jpgアイノシギゾウムシ

多摩川河川敷のミドリさんは、名字が「スズキ」でしたが、ここのミドリさんの名字は何でしょう。ハムシハンドブック(この本、重宝しています)によれば、名字は無しとのこと。ホストはヤナギ。スズキミドリさんに比べ体型はふっくらとして、ミドリ色も鮮やかです。
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14-DSC_0700wdn(D).jpgミドリトビハムシ(別名ニホンミドリトビハムシ)

アザミに止まるナガアナアキゾウムシ。タマゴゾウムシと感じがよく似ていますが、前胸背横の鮮やかな黄色の斑紋で、区別出来そうです。
15-DSC_0726wdn(D).jpgナガアナアキゾウムシ

後編はまた今度です。



  1. 2016/10/02(日) 22:01:06|
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