甲虫三昧

大晦日ですが ・・・センノカミキリ

9月の中ごろ、懇意にしている植木屋さんから、ウコギ科のハトスヘデラに入っていたカミキリの幼虫をいただきました。成長した幼虫で、材から出た状態だったので、このまま生き続けるか不安でしたが、とりあえずケースに幼虫、出て来た材、そして同じウコギ科のヤツデを入れ様子を見ることにしました。

カミキリは飼育したことがなく(カミキリに限りませんが)まさに成り行き任せの幼虫飼育、幸い死ぬこともなく生き続けてくれました。それから約2ケ月後の11月中旬、幼虫の動きが止まり、小さく縮んだようになりました。いよいよご臨終か。しかし触ると動きます。もしかして蛹になる前触れ、いわゆる前蛹というヤツでしょうか。そして10日後、幼虫は蛹になりました。


無事蛹化1-DSC_0005wkn.jpg

蛹化してから一週間後の12月中旬、ケースを開けると羽化した成虫がそこにいました。生っ白い、いかにもはかなげなカミキリがケースの隅にいたんですよ。
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まずは無事に羽化して安堵の熟年虫好き。蛹の段階ではナガゴマフあたりかなと思っていましたが、時間が経ち、色がはっきりしてくるとセンノカミキリに化けました。

羽化から数日後。体色はかなり濃くなりましたが、触角はまだ生っぽいです。
3-DSC_0077wkn.jpg

無事羽化してくれたのはいいのですが、これから先どうしたらいいのでしょう。時期も時期なので外に放っぽり出すわけにもいかず、成虫もウコギ科の生葉を後食するとあるので、とりあえずヤツデを入れてみましたが、もとよりカミキリに食べる意志はないらしく、生まれ落ちたハトスヘデラとヤツデの茎に身を寄せじっとしています。このままシーズンが始まるまで、休眠越冬してくれればいいんですけどね。

ヤツデを食べる意志はなさそうと書きましたが、この後ほどなくして、葉を食べはじめました。後食するのはある程度成熟してからなのでしょうか。
DSC_0154wkn.jpg

晦日に撮った最新画像。元気です。
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6-DSC_0399wkn.jpgセンノカミキリ 幼虫捕獲場所 東京都調布市

という訳で季節外れのセンノカミキリでした。ところでこの後一体どうしたらいいのでしょう。今のところ元気にしていますが、貰い受けてから3ヶ月くらいいっしょにいたので情が移ってしまって・・・。



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  1. 2016/12/31(土) 17:41:38|
  2. カミキリムシ科
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すぐに一致 ・・・コガシラナガゴミムシ

落ち葉の堆積した側溝から拾い上げ、別撮りしたコガシラナガゴミムシ。顔なじみのゴミムシは、顔と名前がすぐに一致します。話はかわりますが、生態写真を撮りはじめた頃、種名の「コガシラ」を、何の疑いもなく「コガラシ」と思い込んでいたことがあります。恥ずかしいけどこれホントです。
1-DSC_1064wkn(Ku).jpg

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DSC_1019wdn(Ku).jpgコガシラナガゴミムシ ‘16.11月上旬 東京都町田市



  1. 2016/12/30(金) 15:02:44|
  2. オサムシ科
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時々見かける ・・・コホソナガゴミムシ

ゴミムシの登場頻度が徐々に高まってきました。

河原の石をひっくり返せばゴミムシ、ゴミダマ、ハネカクシくらいは出てきますが、フィールドがいつもと変わらないので、出て来る虫も顔なじみばかりです。写真のゴミムシも時々見かけるコホソナガゴミムシ。体長7~8mmのやや小型のナガゴミムシです。

DSC_0302wdn(I).jpgコホソナガゴミムシ ‘16.11月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/29(木) 19:44:51|
  2. オサムシ科
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代わりにいた? ・・・クロモンキスイ

寒い時期に姿を現すサルゾウムシ目当てに、川向うの緑地へ行ってみましたが見つかりません。代わりにいた?のが写真のキスイムシ。上翅の斑紋からクロモンキスイとしましたがどうでしょう。触角が一本ないのが残念ですが、私的には結構うれしい虫との出会いでした。体長は2.5mmほど、小さいです。
DSC_0469wdn(I).jpgクロモンキスイ ’16.12月中旬 神奈川県川崎市



  1. 2016/12/28(水) 20:35:21|
  2. キスイムシ科
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かなり怪しい ・・・オオゴミムシ?

ちんけな流木の下に隠れていたオオゴミムシ。似寄りのオオナガゴミムシとの区別は難しく、頭部の大きさで判断しましたのでかなり怪しいです。正答率は多分50%くらい。?付きは否めません。間違っていたら平にご容赦です。
2-DSC_0952wd(I).jpg

3-DSC_0980wdn(I).jpgオオゴミムシ? ‘16.11月中旬 東京都狛江市
※写真の個体は、前跗節が扇型に広がっているのでオスかもしれません。



  1. 2016/12/27(火) 18:55:14|
  2. オサムシ科
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結構うれしい ・・・クロオオナガゴミムシ

河川敷の河原と草地をわける段差から現れた大型のゴミムシ。同定が合っていれば本邦初となるクロオオナガゴミムシ。私的には結構うれしい出会いです。本州中部以北から北海道にかけて生息する大型のナガゴミムシです。
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2-DSC_0423wdn(I)_20161226202227e2c.jpgクロオオナガゴミムシ ‘16.11月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/26(月) 20:24:14|
  2. オサムシ科
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お告げ ・・・ユミアシゴミムシダマシ

折角見つけたユミアシゴミダマの撮影場所が、ひょんなことから近づけなくなってしまいました。いることが分かっているのに、そこに近づけないってちょっと酷ですよねぇ。ここ以外の生息場所を探せというお告げでしょうか。
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DSC_0427wdn(Ku).jpgユミアシゴミムシダマシ ‘16.10月初旬 東京都町田市



  1. 2016/12/24(土) 23:15:04|
  2. ゴミムシダマシ科
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強烈 ・・・ホソアトキリゴミムシ

東京近郊でよく見るアトキリゴミムシと言えば本種が筆頭でしょうか。小さい割に匂いは強烈でマイマイ、オサムシ系の悪臭を放ちます。このゴミムシの匂いに比べたら、アオゴミムシの正露丸臭が香しく感じられます。
DSC_0416wdn(On).jpgホソアトキリゴミムシ ‘16.10月中旬 東京都町田市



  1. 2016/12/23(金) 20:21:13|
  2. オサムシ科
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前哨戦 ・・・メダカチビカワゴミムシ

タイトルを「前哨戦」としたのには理由があります。のっぴきならぬ用事がない限り、取りあえずフィールドへ繰り出す私ですが、繰り出してもはやこんな季節ですから、目的とする虫が見つかるとは限りません。見つかってもいつもの連中ばかりでは、甲虫大好き人間を公言してはばからない私でも、なんだかなぁ、となるのは必至です。つまり遅かれ早かれネタ不足に陥るという訳です。なので、冬のネタ不足解消策として撮りため温存していたゴミムシを、少しずつUPしながらページを更新しようとしている訳です。そんな魂胆があるので、今日のタイトルは「前哨戦」。はてさて、この先このブログはどう展開していくのでしょうか。

まずはケヤキの樹皮下にお馴染みのメダカチビカワです。

シーズン中は、草地や畑で獲物を探して動き回っている本種も、冬になるとケヤキなどの樹皮下へ潜り込んで越冬に入ります。越冬といっても熟睡するわけではなく、しばらくすると目をさまし、チョコマカ歩きはじめるのは皆さんご存知の通りです。

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DSC_0032wdn(Ku).jpgメダカチビカワゴミムシ ’16.12月上旬 東京都町田市



  1. 2016/12/21(水) 20:23:46|
  2. オサムシ科
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ヒラタムシ2題

ケヤキの樹皮下で越冬中のチビヒラタムシ。体長は3mmくらいで、この手のチビヒラタムシにしては大きい方でしょうか。しばらくじっとしていましたが、やがて目覚めトコトコと歩きはじめました。似たような種が多く同定は自信あませんが、セマルチビヒラタが該当しそうです。
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2-DSC_0761wdn(On).jpgセマルチビヒラタムシ? ‘16.12月初旬 東京都町田市

昨シーズンと同じ樹種の伐採木にお約束のクロムネキカワヒラタムシ。適度な湿り気のある樹皮下には、成虫で越冬する多くの甲虫が集まりますが、全体がシト~とするくらいの材に人気があるようです。
DSC_0588wdn(On).jpgクロムネキカワヒラタムシ ‘16.12月初旬 東京都町田市



  1. 2016/12/20(火) 18:45:42|
  2. ヒラタムシ科
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ピン甘 ・・・ツヤナガヒラタホソカタムシ

高圧鉄塔の保守点検のために伐採された種々雑多な広葉樹。その樹皮下から出て来たツヤナガヒラタホソカタムシ。体長4mmほどの微小甲虫ながら、胸の点刻と上翅の条溝がなかなかいい感じです。いい感じですが、撮り手がヘボなのでその「いい感じ」が出ていません。相変わらずのピン甘、困ったものです。
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DSC_0497wdn(On).jpgツヤナガヒラタホソカタムシ ’16.12月初旬 東京都町田市

こんな感じの伐採木。まだ湿気が残っているので、あと2~3年は楽しめそう・・・。
DSC_0684wkn(On).jpg雑多な伐採木



  1. 2016/12/19(月) 18:28:36|
  2. ホソカタムシ科
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息抜き ・・・ドロハマキチョッキリ

このところ朽ち木、樹皮下、砂、泥写真ばかりが続きましたので、ちょっと息抜きに緑の過去画像をUPします。普通種ながら宝石のようなメタリックグリーンはいつ見てもきれいです。種名にあるようにドロノキにもつきますが、イタドリやカエデ、ブナ科の植物で見ることが多いように思います。
DSC_0733wdn(T).jpgドロハマキチョッキリ ‘16.5月初旬 東京都八王子市



  1. 2016/12/17(土) 16:30:44|
  2. チョッキリゾウムシ科
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12月のキノコムシ ・・・アカハバビロオオキノコ

12月に入っても野外で活動するキノコムシは、本種くらいのものでしょうか。ところでキノコと名の付く虫は総じて好物なのですが、見かけるキノコムシがほとんど同じ顔ぶれというのも私らしいです。なんて自分で納得していちゃ、撮れるものも撮れませんね。古いホダ木を歩いていたアカハバビロオオキノコです。
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DSC_0645wdn(On).jpgアカハバビロオオキノコ ’16.12月初旬 東京都町田市



  1. 2016/12/16(金) 18:23:52|
  2. オオキノコムシ科
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立ち枯れ ・・・ヒシモンナガタマムシ

カラカラに乾いたヤナギの立ち枯れ。こんな水気のない樹皮下に潜りこむ虫がいるとすればそれはホソコハナムグリくらいしかいないでしょう(このハナムグリは本当に乾いた立ち枯れの中で越冬します。これホント)。ダメ元ながら、いかにもめくってくれませんこと、と浮いた樹皮を見せびらかすそのマゾヒスティックな装いに、思わずめくってしまった熟年虫好き。そしたらヒシモンナガタマムシが出て来たんですねぇ。でもこの個体、本当に生きているんでしょうか。ひょっとしたら立ち枯れといっしょに、自分も立ち枯れてしまったんじゃないかと、そんな風に見えるヒシモンナガタマでした。
1-DSC_0432wdn(I).jpgヒシモンナガタマムシ ‘16.11月中旬 東京都狛江市

UPしそこなった過去画像をどさくさUP。
102-DSC_0559wdn(I).jpgヒシモンナガタマムシ ’15.6月下旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/15(木) 19:46:27|
  2. タマムシ科
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樹幹 ・・・ヒメマイマイカブリ

クスノキの樹幹を右往左往していたヒメマイマイカブリ。このくらいの時期になると、越冬場所を探して大木の幹や、その周辺をウロウロと歩き回る個体をよく見かけます。落ち着き先を見つけるのも結構大変そうです。結局この個体は幹を下りて、草むらの中へ消えていきました。
1-DSC_0227wkn(I).jpgヒメマイマイカブリ ‘16.11月中旬 東京都狛江市

こちらは、オニグルミの幹に溜まった落ち葉の中で息をひそめていたヒメマイマイカブリ。ここで冬をやり過ごすつもりだったのでしょうか。落ち葉を取っぱわれ、丸裸にされたヒメマイマイ。このままではらちが明かぬと、やはり幹を下って降り積もった落ち葉の中へ消えていきました。
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DSC_0592wdn(I).jpgヒメマイマイカブリ ’16.11月下旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/14(水) 18:37:49|
  2. オサムシ科
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ちょっと挑戦 ・・・セアカヒラタゴミムシ

大昔に買った昆虫本に「セアカヒラタゴミムシはどこにでもいる普通種」とありました。その時は、「ふ~ん、そんなものかな」くらいの感想でしたが、今シーズンは、ゴミムシが好きそうなところでよく出会うので、それってやっぱり本当なんだ、と妙に納得している熟年虫好きです。
1-DSC_0784wdn(Ku).jpg

お友達に刺激され、流し撮りに挑戦してみましたが、なかなかうまくいきません。
2-DSC_0793wdn(Ku).jpgセアカヒラタゴミムシ ‘16.10月中旬 東京都町田市

これは黒バジージョンのセアカヒラタゴミムシ。
3-DSC_0167wdn(I).jpgセアカヒラタゴミムシ ’16.11月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/13(火) 18:51:41|
  2. オサムシ科
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踏み込めない ・・・トホシクビボソハムシ

もう12月になってしまいましたが、先月の中ぐらいまでは野外で活動していたトホシクビボソハムシ。ナメクジのような幼虫(自分で出した分泌物でコーティング)も、結構いたってことはどういうことでしょう。幼虫のまま冬を越すのでしょうか。それとも蛹で越冬でしょうか。あるいは冬が来る前に羽化して成虫で越冬、なんていう段取りもあるのでしょうか。手っ取り早くホストごと持ち帰って家で観察という手もありますが、そこまで踏み込めない熟年虫好きです。

まだ活動中
1-DSC_0095wdn(I).jpg

ナメクジ幼虫
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越冬中
DSC_0041wdn(I).jpgトホシクビボソハムシ+幼虫 ‘16.11月中旬~下旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/12(月) 18:47:28|
  2. ハムシ科
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宿命 ・・・ナガエンマムシの一種

撮影フィールドでは時々見かけるナガエンマムシの仲間。幼虫、成虫共にキクイムシ類の天敵なので、朽ち木などの樹皮下で見ることが多い虫です。この手のエンマムシも正確な同定は難しく、ナガエンマムシの仲間であるというくらいしかわりません。標本を作らない虫撮り屋の宿命でしょうね。
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DSC_0831wdn(Ku)_20161210204418b19.jpgナガエンマムシの一種 ‘16.11月上旬 東京都町田市



  1. 2016/12/10(土) 20:45:35|
  2. エンマムシ科
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視線の先 ・・・ハスジカツオゾウムシ

ヨモギハムシを撮りつつ、何気に外した視線の先にハスジカツオゾウムシ。本種のホストもヨモギなのでいても不思議はありませんが、ヨモギハムシほどには多くありません。
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2-DSC_0194wdn(Ku).jpgハスジカツオゾウムシ ’16.11月中旬 東京都町田市

かつお節になりそこねたカツオゾウムシ、というより元々の地肌が出てしまった本来のカツオゾウムシの姿がこれ。鱗片纏いより、ヌード個体の方に新鮮さを感じるのはどうしてなのでしょう。私が○○○だからでしょうか。ハスジカツオに絡めた過去画像の便乗UPです。
DSC_0589wkn(T).jpgカツオゾウムシ ‘16.5月中旬 東京都八王子市



  1. 2016/12/09(金) 18:54:31|
  2. ゾウムシ科
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とうとう ・・・キマダラカメムシ

キマダラカメムシが東京で初めて確認されたのが2010年。それから6年ほど経ちますが、ついに我がMFにもその姿を現しました。温暖化の波に乗って、とうとうやって来てしまったんですねぇ。元をただせば台湾~東南アジア原産の移入種。18世紀後半に長崎から侵入したというのが定説ですが、それが今や地元で見られるようになったのですからこれは大事です。正直、南方系の昆虫が近場で見られることについてはやぶさかではありませんが、素直に喜べないところが何ともはやの心境です。異変続きの列島、この先どのように変わっていくのでしょうか。急激な変化は、年寄りには毒です。
DSC_0541wdn(I).jpgキマダラカメムシ ’16.11月中旬 東京都狛江市



  1. 2016/12/08(木) 18:22:36|
  2. その他の科
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今年は多いぞ ・・・コガシラアオゴミムシ

アオゴミムシが続きます。

今年はよく見るコガシラアオゴミムシ。ひと頃に比べ随分増えたように感じますが、多い年、少ない年は必ず巡って来るので、今年は当たり年と思った方が正解でしょう。草地の斜面、河原の段差、そして朽ち木からもワラワラ出て来ます。よく似たニセコガシラアオゴミなんていうのもいますが、この中にはいないようです。

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2-DSC_0613wdn(Ku).jpgコガシラアオゴミムシ⇒ムナビロアオゴミムシ? ’16.11月上旬 東京都町田市

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コガシラアオゴミムシ+ムナビロアオゴミムシ? ‘16.11月中旬~下旬 東京都狛江市

追記

土中の個体と、朽ち木内の右手の個体は、ひょっとしてムナビロアオゴミかもしれません。前胸が幅広で、丸みも大きく、後角も鈍くて丸いですもんね。UP後即訂正、平にご容赦です。




  1. 2016/12/07(水) 18:21:02|
  2. オサムシ科
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「アオ」繋がり ・・・アオゴミムシ

アオゴミムシのいない河川敷って、クリープを入れないコーヒーみたい、ってこのCM知っている人は結構なお歳ですよね。いつ頃でしたかねぇ、このCMが一世を風靡したのは・・・。ところでアオゴミです。甲虫屋に限らず、大方の虫屋からそっぽを向かれるアオゴミムシ。個体数が多すぎる故の冷や飯食いといったところですが、虫そのものはなかなか美麗です。これで個体数が少なかったら、そこそこ人気の虫になっていたはずですが、どこの河原や河川敷へ行っても、等しく目につくことがあだになっているようです。
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DSC_0033wdn(I).jpgアオゴミムシ ‘16.11月下旬 東京都狛江市

頭部や前胸が赤いという印象ですが、メタリックグリーンもいるんですね。赤よりグリーンの方が格調高く見えます。もちろん私見ですが・・・。



  1. 2016/12/06(火) 14:38:18|
  2. オサムシ科
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ここにはいない ・・・ヒメキベリアオゴミムシ

湿気のある砂地の石の下から走り出てきたヒメキベリアオゴミムシ。アオゴミに比べ数は少なめですが、それでもこの河川敷では普遍的普通種です。ところで本種によく似たクビナガキベリアオゴミムシというのがいますが、生息に適した環境がどんどん減って、今では希少種になってしまったとか。本種に比べ前胸が幅広で、上翅の縁に沿った「キベリ」の巾も間室一つ分広いようです。そんなゴミムシ、ここにはいないだろうなぁ・・・。
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ヒメキベリアオゴミムシ ‘16.11月上旬 東京狛江市



  1. 2016/12/05(月) 19:00:48|
  2. オサムシ科
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どっちかな ・・・ノミゾウムシの一種

ガロアでしょうか、それともキンケでしょうか。図版と解説からではどちらとも取れる両者です。体型と色の感じからするとキンケっぽいですが、いずれにしてもはっきりしません。キンケノミゾウムシの幼虫は、変わった生態を持つことで最近話題ですが、来シーズン、キンケの跳ねる蛹室を見つけられたら、この問題も解決しそうですけどね。来年が楽しみです。
DSC_0811wdn(On).jpgノミゾウムシの一種 ’16.10月下旬 東京都町田市

キンケノミゾウムシの幼虫は、クヌギ、コナラ、クリなどの葉に潜る潜葉虫です。幼虫は、葉に直径3~5mmの蛹室を作り落下します。その落下した蛹室がピョンピョン跳ねるという訳です。You Tubeにいくつか動画がUPされているので、その様子を見ることが出来ます。



  1. 2016/12/03(土) 20:32:46|
  2. ゾウムシ科
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いつまでも ・・・ハンノキハムシ

晩秋の頃、近くの公園のハンノキの前を通るたびに、このハムシの存在を確認するのがここ数年の習わしに。MFで確実にハンノキハムシを見られるポイントは、今のところここしかないので、いつまでもいて欲しいと思う熟年虫好きなのです。
DSC_0067wdn(S).jpgハンノキハムシ ‘16.10月中旬 東京都世田谷区

11月の後半にはさすがに姿は見えず、土中へ潜ったようです。



  1. 2016/12/02(金) 18:44:44|
  2. ハムシ科
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擬死が得意 ・・・シロコブゾウムシ

クズ、ハギ、ニセアカシア、フジなどのマメ科植物をホストとする大型のゾウムシ。擬死が得意で、身の危険を感じると死んだふりをします。擬死の時間はまちまちで、すぐに復活する時もあれば、延々死んだふりのこともあります。そんな時は撮影を諦めざるを得ません。死んだふりしたゾウムシを、いくら撮っても面白くもなんともありませんものね。
1-DSC_0381wdn(Ku).jpg

擬死の図
2-DSC_0401wdn(Ku)_20161201183446b28.jpg

復活の図
3-DSC_0434wdn(Ku).jpgシロコブゾウムシ ’16.6月中旬 東京都町田市
※食痕は多分コフキゾウシのもの。



  1. 2016/12/01(木) 18:37:01|
  2. ゾウムシ科
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