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甲虫三昧

切り株 その5 ・・・ゴミムシダマシ3態

以前、ナガニジとフトナガニジの簡易識別法を書いたことがありますが、写真の撮り方によっても見え方は変わってきますので、絶対とは言えません。と言いながらも、この二つの被写体を見ると、点刻列と点刻列の間の形状に違いが見られます。上の個体には山があり、下の個体にはほとんど山がありません。多分ですが、前者がナガ、後者がフトナガと思います。
1-DSC_0388wdn(On).jpgナガニジゴミムシダマシ ‘18 晩夏/町田市

2-DSC_0656wdn(On).jpgフトナガニジゴミムシダマシ ‘18 晩夏/町田市

少し離れた切り株に密生していたカワラタケにいたゴミムシダマシ。大きさからアオツヤゴミムシダマシとしましたが?付きです。よく似たクロツヤゴミムシダマシは、本種より若干大きいので、それが唯一の判断材料です。ムシの同定は難しいです。
DSC_0877wdn(On).jpgアオツヤキノコゴミムシダマシ? ‘18 秋/町田市



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  1. 2018/09/30(日) 17:14:49|
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切り株 その4 ・・・モンキゴミムシダマシ

毎度のごとくダニにたかられています。この微小なダニたちは、宿主の一体何を栄養源にしているのでしょう。いつも思うのですが、たかられている方はなんともないんでしょうかねぇ。
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2-DSC_0662wdn(On).jpg

3-DSC_0414wdn(On)_201809291738286ae.jpg

この個体を見た時は、久々のご新規甲虫かと思いましたが、よくよく見たらモンキゴミダマのテネラルでした。キノコをほぐしたら中から出て来ましたので、蛹化、羽化はキノコの中という訳です。そんな環境なら安心して過ごせるでしょう。
DSC_0017wdn(On)_20180929173830619.jpgモンキゴミムシダマシ ‘18 晩夏/町田市



  1. 2018/09/29(土) 17:46:43|
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切り株 その3 ・・・コキノコゴミムシ

写真の出来は芳しくありませんが、この日一番の収穫がこのコキノコゴミムシ。キノコゴミムシ(未見)ほどではありませんが、私にとってはちょいレアなゴミムシです。この個体を入れて3頭ほど見ましたが、警戒心が強く、すぐにフケてしまうので欲求不満が高じています。いることはわかったので、越冬期に再度狙うことに致しませう。それまでここにいてくれればいいのですが・・・。
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DSC_0402wtn(On).jpgコキノコゴミムシ ‘18 晩夏/町田市




  1. 2018/09/28(金) 17:46:53|
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切り株 その2 ・・・アヤモンヒメナガクチキ

キノコアカマルがいれば他に何かいるかもしれません。こうなればこの切り株と心中です。適当な間隔おいて生えるキノコをそれぞれ検分していきます。外側を見ているだけではわからないので、裏側を覗いたり、叩いたり、ほじったりしていると、そのたびに虫が出て来ます。

キノコの裏側からポロポロと飛び出してきたアヤモンヒメナガクチキ。ナガクチキの例にもれず、動きは俊敏です。被写体が、落ち着ける場所を確保した後でないと、撮影はシンどいです。

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DSC_0642wdn(On)_20180927112507207.jpgアヤモンヒメナガクチキ ‘18 晩夏/町田市



  1. 2018/09/27(木) 11:26:15|
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切り株 ・・・キノコアカマルエンマムシ

殺人的な暑さが若干和らいだ夏のある日、いつもの谷戸を訪れた虫撮りジジイ。何が目的という訳でもなく、とにかく虫がいたら撮るというスタンスでやって来ました。案の定虫はいません。そんな中、谷戸路に忽然と現れたクヌギの切り株。そこに生えた白い多孔菌を見ると、なにやら小さな虫が歩き回っています。近づいてみると、キノコアカマルエンマムシでした。常連の赤いエンマムシですが、虫のいないこの時期にはうれしい被写体です。
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DSC_0309wdn(On).jpgキノコアカマルエンマムシ ‘18 晩夏/町田市

これがその切り株。しょぼい切り株ですが、いろいろいました。
DSC_0572wkn.jpgクヌギの切り株



  1. 2018/09/26(水) 09:48:42|
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そのようなことに ・・・アイヌコメツキダマシ

コメツキダマシを見る機会はそうそう多くはありませんが、そうした中では馴染みのあるコメツキダマシと申せましょう。本家本元のコメツキはちょい苦手な甲虫グループですが、モドキとダマシは好きなんですよね。どこがどう違うのと言われても、返答に窮しますが、なぜかそのようなことになっておる訳です。
1-DSC_0693wdn(On).jpg

DSC_0675wdn(On).jpgアイヌコメツキダマシ(コメツキダマシ科) ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/26(水) 00:13:14|
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コブハムシ2題

以前、ミズキコブハムシとしてUPしたハムシによく似ているので、ここでもミズキコブハムシとしました。何とも頼りない同定根拠ですが、全体の装飾、触角、肢の色なんぞも加味しています。以上。
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DSC_0531wdn(I).jpgミズキコブハムシ? ‘18 初夏/川崎市

今坂さんの「ムシクソハムシ属の紹介」を見ると、9種が記載されています。面白いのは、ムシクソを名乗るのはムシクソハムシのみで、他はすべてコブハムシで括られています。どうせなら、コブハムシ属とした方がすっきりしそうな感じもしますけどね。
DSC_1365wdn(On).jpg

幼虫が自分の糞で造ったケース。蛹化、羽化もこの中でするらしいですよ。
DSC_1427wdn(On).jpgムシクソハムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/25(火) 11:00:54|
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おしとやか ・・・ムナグロツヤハムシ

このハムシの斑紋変化は、並大抵のものではない筈なんですが、MFで目にする本種はどうしようもなくおしとやかです。斑紋のある個体は言うに及ばず、無地でもこの色の個体しか見たことがなく、本種を見る機会そのものが多くないので、常々残念だなぁ、と思っている虫撮りジジイです。

頭部が黒いバージョン
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頭部がほんの少し黒いバージョン
DSC_1018wdn(On).jpgムナグロツヤハムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/24(月) 14:14:49|
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クチブトゾウムシを少々

一番馴染みのあるクチブトゾウムシと言えば、本種とヒレルじゃないでしょうか。ヒレルの方が若干都会寄りですが、本種もドングリがあれば、きっちり活動しているので、見る機会は自然と増えます。なので撮影枚数もそれに比例してかさみます。
1-DSC_0925wdn(On).jpg

3-DSC_0206wdn(On)-b.jpg

DSC_0970wdn(On).jpgカシワクチブトゾウムシ ‘18 初夏/町田市

一見クロホシクチブトに見えましたが、そうではありませんねぇ。クロホシは体全体が淡い緑色で、なかなかきれいな色彩をしていますが、本種は褐色です。大きさはクロホシと同程度なので、ケブカクチブトが正解となりましょうか。カシワに比べ一回り以上大きく、背中の斑紋もメリハリが効いてなかなかのグッドルッキングです。

周りの三つの白い点々はキベリトゲハムシの卵。不思議な場所にいるものです。

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DSC_0271wdn(On).jpgケブカクチブトゾウムシ ‘18 春~初夏/町田市

よく見る割にはホストがよくわからないゾウムシです。図鑑にもネット上にもホストの記述がなく、イノコズチっぽい植物で見ることが多いので、それがホストかなと思ったりしますが、植物に対する知識が幼稚園児並みなので、確証はありません。虫と植物は切っても切れない間柄なのに、困ったものです。
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DSC_0095wdn(S).jpgメナガクチブトゾウムシ(チビメナガゾウムシ) ’18 初夏~夏/町田市・世田谷区

柿をホストとするサビクチブトゾウムシ。昔はたま~にしか会えないレアな種、と言う印象でしたが、ここ数年、見る機会か増えたように思います。柿の葉裏で蹴伸び状態のサビクチブトゾウムシです。
DSC_0116wdn(Ku).jpgサビクチブトゾウムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/22(土) 12:30:00|
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いつものフィールド ・・・ゴミムシ数種

農道の傍らに放置された材を転がすと、ハサミムシやクモに混じってゴミムシが走り出てきます。条件反射のように撮ってしまったのがこのセアカヒラタゴミムシ。超常連のゴミムシです。
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2-DSC_0187wdn(Ku).jpgセアカヒラタゴミムシ ‘18 初夏/町田市

閲覧注意物件ですね、これは。大きさと形で判断したので自信はありませんが、チビモリヒラタではないかと思います。上翅が大きく損傷しているのは、鳥にでも突っつかれたのでしょうか。同定が合っていればここでは初見、ちょっと残念なゴミムシではあります。
3-DSC_0999wkn.jpgチビモリヒラタゴミムシ? ‘18 夏/町田市

頭頂部がかすか~に赤いので、ホシボシゴミムシとしましたが、自信はありません。
4-DSC_1228wdn(Kt).jpgホシボシゴミムシ? ‘18 春/狛江市

なんかこのギトギト感がすごいですよね。自然光ですけど、ストロボを焚いたようなぎらつきが、なかなかの迫力です。正直、こういう画づらは好きではありませんが、たまにはこういうのも変化があっていいかな、というくらいの気持ちで貼ってみました。ところで正体ですが、上と同種のような気もしますが、よくわかりません。
5-DSC_0848wdn(Ku).jpgゴミムシの一種 ‘18 初夏/町田市

久々のムネアカマメゴモクムシ。図鑑には虹色光沢が強いとありますが、そんな印象はなく、個体によってバラツキがあるのかもしれません。各地に多いという割に見る機会が少ないのは、見るべき場所がわかっていないからでしょう。
DSC_0908wdn(Ku)_20180921095158730.jpgムネアカマメゴモクムシ ‘18 夏/町田市

樹葉上が主な活動場所のフタホシアトキリゴミムシ。よく見かけるゴミムシであっても、黒ばかり見ている目には新鮮です。これでもう少しキレのある写真だったら、良かったんですけどね。動きが早いので、一瞬を切り取るのはなかなかシンドいです。
DSC_0986wdn(O).jpgフタホシアトキリゴミムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/21(金) 09:57:37|
  2. オサムシ科
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この日は ・・・コゲチャホソクチゾウムシ

「きたみふれあい広場」沿いの遊歩道は、クズとヤブガラシとカナムグラで混雑しています。もともとの生垣がなんであったか、それもわからないくらいに繁茂しています。クズといえばコフキゾウムシ、オジロアシナガゾウムシ、そしてマルカメの一大産地ですが、この日はこんなゾウムシが来ていました。
DSC_0472wdn.jpgコゲチャホソクチゾウムシ ‘18 夏/世田谷区



  1. 2018/09/20(木) 09:36:36|
  2. ホソクチゾウムシ科
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肌色 ・・・ヤハズカミキリ

このカミキリの地色は、茶というより肌色っていう感じですよね。この日は天気が悪く、虫もすくなかったので、暇に飽かせて3方向から撮ってみました。
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DSC_0950wdn(O).jpgヤハズカミキリ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/19(水) 18:23:22|
  2. カミキリムシ科
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トゲとアワ ・・・クビボソハムシ2態

近づいても逃げないなぁ、と思ったらウ○コタイムでした。こんな時は人も虫も、静かな時が必要という訳です。騒がしければ、出るものも出ないということですな。

ギバラルリクビボソによく似ていますが、中肢に小さな突起があるので、区別は容易です。

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DSC_0076wdn(Ku)_201809182033032f1.jpgトゲアシクビボソハムシ ‘18.夏/町田市

うわぁ、こっちもウ○コタイム!

いい場面でなかなか写真を撮らせてくれないアワクビボソハムシ。クビボソ系の中では小型で、見る頻度も少ないので、なるべくいいシチュエーションで撮りたいなぁ、と思うのですが、先方にその気がなければなんともなりません。ところで「アワ」を見ることはあっても「イネ」は見ません。どこ行きゃみられるんでしょうか「イネドロオイムシ」の親は・・・。

1-DSC_1049wdn(On).jpg

DSC_1043wdn(On).jpgアワクビボソハムシ ‘18.夏/町田市



  1. 2018/09/18(火) 20:37:02|
  2. ハムシ科
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写真もそれなり ・・・ベッコウヒラタシデムシ

死骸の後にシデムシって、ちょっと出来すぎですよね。とは言え、近場MFではお初となるベッコウヒラタシデムシなので、捨て置くわけにはいきません。

農道の片隅に捨てられた野菜クズ(あらかた腐っています)に、5~6頭のベッコウ君が群がっていました。虫の少ない夏場にはありがたい被写体ですが、背景があまりにエグいので、取りあえず一匹、野菜クズから引き離して撮った貴重な?一枚をUPします。えっ、見たくない。でしょう、でしょう。私も敢えてお勧めは致しません。写真もそれなりですし・・・。

DSC_0001wdn(Ku)_201809171734261de.jpgベッコウヒラタシデムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/17(月) 17:35:53|
  2. シデムシ科
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死骸に魅入られる ・・・センチコガネ

野菜クズの捨て場にいたセンチコガネ。いかにも太陽光を嫌って土中へ潜り込もうとしているように見えますが、実を言うとこの子はすでに事切れています。これ以外にも2頭ばかりいたのですが、すべて死骸ってどういうことでしょう。死骸に魅入られた「甲虫三昧」管理人てなところでしょうか。
DSC_1496wdn(Ku).jpgセンチコガネ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/17(月) 10:01:00|
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灯台下暗し ・・・クヌギシギゾウムシ

引っ越しをしてますます近くなった多摩川。チャリで行ける距離になったので、ちょくちょく出かけるようになりました。ここの河川敷には、わずかながらクヌギがあります。クヌギのドングリも大きくなり、ひょっとしたらクヌギシギなんぞいるかもしれんと、大して期待もせず手近な実を覗き込むと・・・。いた。いましたよ、クヌギシギが。こういうのを灯台下暗しっていうでしょうねぇ。ちょうど目線の高さに実があるので、観察するにも撮影するにも好都合です。

この日確認できたのは都合4頭。多分ここで発生した個体でしょう。10年以上通い続けて今日が初見ってんですから、いかに観察眼がヘボかおわかりいただけると思います。まっ、それでも見つけたのですから、良しとしなければならなんでしょうな。

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DSC_0463wdn(I).jpgクヌギシギゾウムシ ‘18 夏/狛江市



  1. 2018/09/15(土) 10:34:28|
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どうかすると ・・・ホソクビアリモドキ

個体数は多いものの、普段は葉の表裏を忙しげに歩き回っているので、シーズン中の撮影はほぼ絶望的と諦めていたアリモドキ。ところがどうかすると、葉上でじっとしている個体にめぐり会うことがあり、そんな時は息を殺してカメラを構える訳です。
DSC_0162wdn(I).jpgホソクビアリモドキ ‘18 夏/狛江市



  1. 2018/09/14(金) 09:40:35|
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ゆく夏を惜しむ ・・・谷戸のクヌギ

な~んて柄にもないタイトルなんでしょ。暑いし、虫はいないし、虫のいない夏なんてちっとも惜しくありません。例年にない酷暑続きで、年寄りには危険とさえいえる夏が、なんで惜しいものですか。でもそんなタイトルをつけたくなるある夏の日のクヌギではあったのですよ。

谷戸路にデンとかまえるクヌギの大木。樹液の匂いはほとんどしない割には、随所に小さな酒場があるらしく、樹液を求める虫たちで、それなりに賑わっていました。

DSC_1109wkn.jpgクヌギの大木

1-DSC_0129wdn(On).jpgノコギリクワガタ♂

2-DSC_0692wkn(On).jpgコクワガタ♂

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クヌギの根元にうずくまるの図
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DSC_0600wdn(On).jpgカブトムシ♂♀ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/13(木) 15:27:42|
  2. フィールド探訪
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どう解釈 ・・・マルガタカクケシキスイ

多孔菌の白いキノコでよく見るケシキスイの仲間。とある虫サイトで、キノコ一面、このケシキスイで埋め尽くされた画像を見たことがありますが、大発生すると、絵的にはかなりエグイ光景にはなりますな。

ところで、本種の和名はどう解釈したらいいのでしょうか。「丸くて四角いケシキスイ」。これは違いますね。「マルガタ」は「丸型」で正解と思いますが、「カク」は「四角」の「カク」ではなく「カクケシキスイ属」の「カク」ということですよね。つまり「カク」と「ケシキスイ」を分けてはダメということですな。でも「カクケシキスイ」の「カク」は、どこから来た「カク」なんでしょう。いくら考えても答えは出そうにありません。

DSC_1116wdn(Ku).jpgマルガタカクケシキスイ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/12(水) 09:37:28|
  2. ケシキスイ科
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頂き物 ・・・ヒゲコガネ♂

ヒゲコガネを最後に撮ったのはいつだったか、それも忘れるくらいお見限りのコガネムシを、仲良しの植木屋さんが持ってきてくれました。捕獲場所は多摩川に近いコンビニの店内。タイミングさえ合えば、河川敷の下草で休む個体に出会うこともあるのですが、ここ最近はサッパリで、うれしい虫の差し入れでした。
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DSC_0195wdn(I).jpgヒゲコガネ♂ ‘18 夏/狛江市



  1. 2018/09/11(火) 09:24:21|
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忌まわしい害虫 ・・・オリーブアナアキゾウムシ+1

進出著しいオリーブアナアキゾウムシ。昨今のオリーブ人気で、一挙に生息範囲が広がりました。幼虫は、植物にとっての生命線である形成部を、円形状にぐるりと食害するので、養分の吸い上げが完全に遮断され、それが命取りになるとお友達の植木屋さんが嘆いておりました。

ホストはオリーブのほか、ネズミモチなどのモクセイ科植物。本種は日本固有種で、オリーブが日本に入る以前は、ネズミモチなどで細々と生きながらえていたものが、移入されたオリーブで爆発的に増えたというのが現状らしいです。趣味的にはなかなかのゾウムシですが、小豆島のオリーブ農家や、庭木としてオリーブを楽しんでいる園芸家には、忌まわしい害虫という訳ですな。

ネズミモチを移動中

1-DSC_0772wdn(I).jpgオリーブアナアキゾウムシ ‘18 夏/狛江市

ついでにクリアナアキゾウムシもどさくさUPします。それには理由があって、実は死骸なんですよ。死骸とは言え、かなり久振りのクリアナアキなのでUPしてみました。一見死んでいるようには見えませんでしょ。

死んでます。

DSC_0616wdn(On).jpgクリアナアキゾウムシ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/10(月) 11:31:19|
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ウジャウジャ ・・・セモンホソオオキノコ

都会の公園などでも見かける微小なオオキノコムシ。活動期より、冬の樹皮めくりで顔を合わすことが多いような気がします。そのキノコムシが、クリの樹幹に出現したキノコにウジャウジャいました。ここで羽化した同じDNAを持つ一族郎党てな感じでしょうか。ウジャウジャいる割にはモノになる写真が撮れず、単なる集合写真に終わってしまったのはいかにも残念。日を改めても、こうした光景ってほとんど再現されないんですよね。出会った時が百年目の虫写真です。因みに本種はシイタケの害虫らしいですよ。
1-DSC_0111wtn(Ku).jpg

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3-DSC_0647wdn(Ku).jpgセモンホソオオキノコ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/09(日) 15:34:54|
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妙な縁 ・・・ゴモクムシダマシ+1

同行の仲良し植木屋さんが見つけてくれたゴモクムシダマシ。以前にも別のフィールドで、見つけてもらったことがあり、妙な縁を感じるゴモクムシダマシです。動きは結構敏捷で、油断するとすぐいなくなってしまいます。上翅が癒着して飛べないハンデを、素早く動くことで補っているのかもしれません。やや乾燥した場所が好むゴミムシダマシです。

受け売りですが、関東地方で本種が見られるようになったのはここ20年くらいだそうです。芝にくっついて運ばれたものが拡散したということらしいです。知らなかった。

DSC_0535wdn(On)_20180908093126c9d.jpgゴモクムシダマシ ‘18 夏/町田市

今シーズンは好きなゴミダマがほとんど撮れていません。地味目満載のゴミダマですが、好きなんですよねぇ、この連中が。そんな中、一人気を吐いているのがこのキマワリ。何はなくともキマワリ、ってところでしょうか。
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DSC_0035wdn(D).jpgキマワリ ‘18 夏/町田市



  1. 2018/09/08(土) 09:34:54|
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今季二度目の大菩薩 ・・・雑甲虫編+ゾウムシ編

私の好きな雑甲虫編です。ここら辺りまで出張らないと見られない虫ばかりなので、雑虫好きとしてはテンションが上がります。

正直、こういう虫に萌える虫撮りジジイです。本種はネット上でそこそこヒットしますが、近縁のゴマダラコクヌスは大して画像が出て来ません。似たような環境にいるはずなんですが、珍しいですね、きっと。

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2-DSC_0395wdn(D).jpgオオマダラコクヌスト

ナガクチキと種名にありますが、ナガクチキムシとは縁もゆかりもないキノコムシダマシ科という小さな虫グループの一員です。この子もそろそろ和名変更の頃合いではないでしょうか。そういう意味合いでは、クビカクシナガクチキ(クビナガムシ科)も変更すべき虫の一つと言えるでしょう。研究が進むにつれ、科や属が変更されるのは致し方ないとしても、早急に変更すべき虫が後回しで、あえて変更は必要ないでないかい、という虫の名が変わったりして、昆虫界も、いろいろお家の事情とやらが渦巻いているような感じではありますな。
3-DSC_0436wdn(D).jpgモンキナガクチキムシ

積み上げられた材の奥から、一瞬顔を出したクロダンダラカッコウムシ。好物がいてくれたのは歓迎すべきですが、逢瀬の時間があまりに短すぎます。1カットだけって、それはないでしょうと、憤懣やるかたない虫撮りジジイ。しかも甘い写真一枚ではどうにもなりません。今度会ったらただおかねえぞ、と秘かにリベンジを誓う虫撮りジシイなのでした。
4-DSC_0331wdn(D).jpgクロダンダラカッコウムシ

行きがけに寄った土場で、最後の悪あがきをします。狙いはほんの少しあったブナの伐採木。白っぽい木肌をジロジロすると、ゾウムシがチラホラと見えてきます。

往路で見たコウノクモかと思いましたが、これはノコギリクモゾウムシですね。午前と午後で種が入れ替わりました。

DSC_0052wdn(D).jpgノコギリクモゾウムシ

過去にも撮っていたような、ないような。そのあたりが今一つはっきりしませんが、正体は多分ウスモントゲトゲゾウムシ。検索すると体色に茶系とグレー系があり、その辺りも若干気にはなりますが、ここは一つ、ウスモントゲトゲということで押し通そうと思います。誤同定の場合は平にご容赦下さい。
DSC_0085wdn(D).jpgウスモントゲトゲゾウムシ?

シギゾウもいましたが、斑紋がハゲハゲで何が何やらさっぱりです。私の勘では、アイノシギゾウの成れの果てではないかと思いますが、どうでしょうか。
DSC_0124wdn(D).jpgアイノシギゾウムシ??? ‘18 夏/甲州市

薄い内容でしたが、これで「今季2度目の大菩薩」は終了です。次回からまたいつも通りの通常営業です。



  1. 2018/09/07(金) 16:37:34|
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今季二度目の大菩薩 ・・・カミキリ編

カミキリは、ほとんど定番種ばかりなので、適当にピックアップして並べます。唯一のご新規が前出のヤマトヨツスジハナカミキリ。保育社の甲虫図鑑ではコヨツスジハナカミキリと記載されているカミキリです。和名が変わったんですね。現在はこちらが正式和名のようです。この日は3頭見ましたが、いずれもメスでした。来年はオスを見つけるぞぅ!

ド定番ハナカミキリ2種です。

1-DSC_0777wdn(D).jpgマルガタハナカミキリ

メスは通常の「フタスジ」タイプ、オスは富士山周辺に見られる「ハススジ」タイプです。
2-DSC_0044wdn(D).jpgフタスジハナカミキリ

こちらは材にいた定番3種。
4-DSC_0691wdn(D).jpgフタオビアラゲカミキリ

5-DSC_0704wdn(D).jpgアオバホソハナカミキリ⇒ホンドアオバホソハナカミキリ
※カミキリ博士のItaさんより、ご指摘をいただきましたので、和名を訂正いたしました。現在、対馬で見られるものを「アオバホソハナ」といい、それ以外は「ホンドアオバホソハナ」というそうです。Itaさん、ありがとうございました。

6-DSC_0316wdn(D).jpgクワサビカミキリ

この日唯一のご新規カミキリがこのヤマトヨツスジハナ。ノリウツギで吸蜜中のメスと、ブナの立ち枯れで産卵場所を物色中のメスでおます。
7-DSC_1009wdn(D).jpg

8-DSC_0361wdn(D).jpg

9-DSC_0378wd(D).jpgヤマトヨツスジハナカミキリ♀ ‘18 夏/甲州市



  1. 2018/09/06(木) 18:49:18|
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今季二度目の大菩薩 ・・・次の土場編

日川沿いの土場が復活。針葉樹主体ですが、何かはいるでしょう。

最初に目についたのがこのホソトラカミキリ。平地でも見られるとのことですが、私は未見です。何となく山地性のような気がするんですけどねぇ。

1-DSC_0383wdn(D).jpgホソトラカミキリ

針葉樹の土場でもよく見る定番のカミキリ。数頭いましたが、全部オスって珍しくないですか? メス待ちでしょうか。
2-DSC_0408wdn(D).jpg

3-DSC_0601wdn(D).jpgヒゲナガモモブトカミキリ♂

慎重に撮っても、いつもピンが少~しずれるんですよね、このカミキリ。
4-DSC_0274wdn(D).jpgフタスジハナカミキリ

今年はよく出会うコウノクモゾウムシ。図鑑には少ないとありますが、そうでもないみたいです。
5-DSC_0804wdn(D).jpgコウノクモゾウムシ

山地の土場ではかなりの普通種? のような気がします。
DSC_0881wdn(D).jpgモンクチカクシゾウムシ ‘18 夏/甲州市



  1. 2018/09/05(水) 09:27:40|
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今季二度目の大菩薩 ・・・最初の土場編

別の虫仲間さんから教えてもらった土場ですが、作業中だったので、ちょっこっと徘徊した程度で、早々に引き揚げることに。こういう土場は、渋滞覚悟で日祭日に来ないとダメですね。

ブナ主体のよさ気な土場ですが・・・。
DSC_0137wkn.jpg土場

他にいなかったのでしょうか。これだけ材があってオオゾウムシ一丁ですと。
DSC_0154wdn(D).jpgオオゾウムシ

地衣類にまぎれると、姿が見えなくなってしまうヒゲナガゴマフカミキリ。普通種とのことですが、私は数度しか会ったことがないので、個人的には結構うれしいかもです。
DSC_0160wdn(D).jpg

DSC_0187wdn(D).jpgヒゲナガゴマフカミキリ

いたから取りあえず撮ったヨツスジハナですが、改めて眺めてみると、これ、ヨツスジハナではありませんねぇ。ヤマトヨツスジハナのメスのようです。気がついてよかった。またぞろ誤同定を指摘されるところでした。本種は雌雄で体色に違いがあり、オスは黒っぽく、配色がメスとは逆になります。当然のことながらお初のカミキリ。UP直前にそのことに気づく、トホホな拙ブログ管理人です。
DSC_0322wdn(D).jpgヤマトヨツスジハナカミキリ♀

里の方が多いような気がするルリボシカミキリ。何時見てもきれいです。
DSC_0356wdn(D).jpgルリボシカミキリ ’18 夏/甲州市



  1. 2018/09/04(火) 10:26:08|
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今季二度目の大菩薩 プロローグ

一か月前のフィールド探訪です。場所は勝手知ったる大菩薩。手の内が知れているので、可もなく不可もなくという安心感が、ナーバスな虫撮り屋にはちょうどいいのです。

実を言うとこの日、虫仲間さんから教えてもらった大月市郊外の、ご新規フィールドへ向かう予定だったのですが、生憎現地はガスに覆われ、前進不能となりあえなく撤退。行先変更を余儀なくされた後の大菩薩です。そんな大菩薩に果たして虫はいるのでしょうか。

撤退直前に現地で撮った唯一の虫写真。正体の不明のゼフです。

1-DSC_0006wdn(Mg).jpgミドリシジミの一種 ‘18 夏/大月市

いつもの人気のない駐車場で軽くジョブ。しか~し、反対にカウンターを喰らってしまい、すごすごと逃げ出す虫撮りジジイなのでした。

ケヤキをホストとするマッチョなオトシブミ。

2-DSC_0102wdn(D).jpgルイスアシナガオトシブミ♂

ケヤキの立ち枯れにお約束のケヤキナガタマムシ。それ以外は、な~にもいらっしゃいません。
3-DSC_0054wdn(D).jpg

DSC_0123wdn(D).jpgケヤキナガタマムシ ‘18 夏/甲州市

取りあえず始まりましたが、そこはかとなく不穏な空気が漂い始めています。



  1. 2018/09/03(月) 12:26:06|
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虫の点景写真その6

相変わらずの厳しい残暑に、ヘロヘロの虫撮りジジイ。写真の整理とコメントが追いつかず、ここらでちょいと「虫の点景写真」で一服つけようと思います。適当にお付き合い下さいませ。写真は撮影順です。

言わずと知れた春のド定番、モモブトカミキリモドキです。来春もきっとこの虫の世話になるんでしょうな。

1-DSC_0187wkn(Ku)-b.jpgモモブトカミキリモドキ 春

ウリハムシも登場の機会が少なくなってきました。せめて点景写真くらいはという親心です。
2-DSC_0912wkn(Kt).jpgウリハムシ 春

このハムシにも世話になりっぱなしです。嫌いなハムシではないので、ついつい手が出てしまいます。
3-DSC_0245wdn(I).jpgクワハムシ 春

春はクシコメツキ類の天下となりますが、似たようなのが沢山いて、未だにどれがどれやら、皆目見当がつきません。
4-DSC_0274wdn(I).jpgコメツキの一種 春

アカツメクサと甲虫の取り合わせって好きですねぇ。何となく画になります。
5-DSC_1107wkn(I).jpgバラルリツツハムシ 春

赤いカミキリと言えばこのカミキリ。拙サイトでは本種とアカハナくらいしか出て来ません。
6-DSC_0462wkn(I).jpgベニカミキリ 初夏

多分ですけどオオウグイスナガタマムシ。MFで見られるナガタマは種類が限られ、来シーズンは是非、斑点のあるナガタマを撮りたいと願う虫撮りジジイです。
7-DSC_0918wdn(On).jpgオオウグイスナガタマムシ 初夏

家の近所にゴソゴソいることが分かったオビモンハナゾウムシ。来年も撮るぞぅ!
8-DSC_0509wkn(Kt).jpgオビモンハナゾウムシ 初夏

下草に下りてきたカシワクチブトゾウムシ。数が多い分、無地っぽいものから、斑紋ガッツリ系まで、いろいろ楽しめます。
9-DSC_0791wdn(On).jpgカシワクチブトゾウムシ 初夏

数が多すぎて、どうしたらいいの、と考えてしまいます。
10-DSC_0562wkn(Ku).jpgキイロトラカミキリ 初夏

背中の盛り上がりが秀逸です。数は多くありませんが、好きだなぁ、このゾウムシ。
11-DSC_0483wkn(Oy).jpgコブハナゾウムシ 初夏

カシワクチブトと双璧をなすヒレルクチブトゾウムシ。都心部にはこっちの方が多いようです。多分ホストのせいでしょう。
12-DSC_0167wkn(Ku).jpgヒレルクチブトゾウムシ 初夏

今年はよく見ました。東京ではオサゾウムシの雄です。
13-DSC_0743wdn(Ku).jpgトホシオサゾウムシ 初夏

何となく山っぽいですが、平地です。これもカシワクチブトのようです。
14-DSC_0600wdn(Ku).jpgカシワクチブトゾウムシ 初夏

小雨模様の河川敷で、雨宿りのアオバネサルハムシです。
15-DSC_0419wkn(I).jpgアオバネサルハムシ 初夏

キイロタマノミハムシと思います。
16-DSC_0558wdn(I).jpgキイロタマノミハムシ 初夏

どんより曇り空のアトボシハムシ。敏感なハムシですが、天気が悪いと動きも鈍るようです。
17-DSC_0012wt(O).jpg
アトボシハムシ 初夏

枯れ木に沢山いたナカジロサビカミキリ。何であれ枯れ木にサビカミキリはよく似合います。
18-DSC_0143wkn(O).jpgナカジロサビカミキリ

折角の水滴ツーショットも、あともう一歩、てな感じですね。
19-DSC_0295wdn(O).jpgカシルリオトシブミ 初夏

ノリウツギにハダカヒゲボソゾウムシ。カミキリでないところが「甲虫三昧」っぽいでしょ。何気ない構図ですが、この何気なさがいいと思う虫撮りジジイです。私は好きです、こういう景色・・・。
DSC_0045wdn(Hn).jpgハダカヒゲボソゾウムシ 初夏

改めて見返してみると、ハムシ、ゾウムシのなんと多いことか。どちらも種数、個体数において他を圧倒する勢いですから、当然といえば当然でしょう。とは言っても、オサムシ、コガネムシ、ゴミダマ、カミキリムシなどもその範疇に入る訳で、その弁から言えば、そのあたりの写真がもっとあってもよさそうなものですが、なかなかそうはならないところが、何ともはやの「甲虫三昧」ではあります。



  1. 2018/09/02(日) 08:56:04|
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