甲虫三昧

柿が熟する頃のケシキスイ

今年もまた微小なケシキスイの季節がやってきました。舞台は、虫撮影にご協力いただいているご近所の畑。その畑の一角に一本の柿木があります。熟した柿が落下し、得も言われぬ芳香を放ち始めると、どこからともなくケシキスイが集まってきます。陣容は昨年とほとんど変わりませんが、今年はアカマダラケシキスイが少ないようです。少し乾き気味の柿をひっくり返すと、寄り集まっていたケシキスイが大あわてで散っていきます。動きは早く、止まってくれる個体はごくわずか。時間をかけてまで撮る相手なのかと、自問自答しながらの秋のケシキスイ撮影会です。

上翅に割合はっきりした斑紋があるので、正体は簡単に割れると思ったのが大間違い。探せど、探せどマッチする種が見つかりません。そこでネットを検索すると、とある害虫駆除サイトに似たような斑紋のケシキスイが載っていました。種名はコメノケシキスイ。しかも分布がアジア全域ときては、本種以外いないのではないかという、まさにそんな状況です。保育社の甲虫図鑑では無地っぽい個体の標本写真が使われているので、とても写真のケシキスイがコメノケシキスイであるという発想は浮かんできません。体色や斑紋にバリエーションがある場合は、その旨記載してもらわないと、出来る同定もできなくなってしまいます。ナンテ文句を言ってみたりして・・・。とは言え、今一つ確信がないので?付きでUPします。あしからず。

バックは柿ですの図
1-DSC_0065wdn(S).jpgコメノケシキスイ? ‘15.10月中旬上旬 東京都世田谷区

昨シーズンは見なかった栗色一色のケシキスイ。多分クリイロデオキスイで当たりと思いますが、間違っていたらゴメンナサイです。体長3~4mm、分布はアジア、アフリカ、ヨーロッパ、北米。屑米、トウモロコシの粉、カビのはえた食品などから発生するそうです。
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3-DSC_0085wdn(S).jpgクリイロデオキスイ? ‘15.10月中旬 東京都世田谷区 

このケシキスイは間違いないでしょう。昨年も沢山見たクリヤケシキスイです。分布は全世界、変質した果実や乾燥果実から発生することが多いとのことです。
4-DSC_0298wdn(S).jpg

5-DSC_0245wdn(S).jpgクリヤケシキスイ ‘15.10月中旬 東京都世田谷区


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  1. 2015/10/29(木) 21:04:54|
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