甲虫三昧

ご近所の畑でゴミムシ探し+1

家庭菜園でもしない限り、一般人が畑に出入りすることはそうそうあることではありません。しか~し、その畑って、虫たちにとっては結構な楽園であったりする訳ですよね。関係者でなければ通常出入りが許されない畑に、自由に行き来できる私は、ある意味幸せ者かもしれません。

今日の目的は、地表性の甲虫たち。平ったく言えば主にゴミムシ関係ですかね。引き抜かれた雑草や、廃棄された野菜クズの下、あるいは適度に配置された?石の下など狙い目です。たとえばこんなところ。

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暑くなりはじめた頃からよく目につくようになった、体長2.5mmの極小ゴミムシ。背中の四つの斑紋で正体はすぐにバレます。個体数の多いふつう種ですが、撮影はシンドいです。この写真が私の限界かも。
DSC_1603wdn(S).jpgヨツモンコミズギワゴミムシ ‘16.8月下旬
※ミズギワとありますが、かならずしも「水際」に生息している訳ではないようです。

今回、初見の微小ゴミムシ。前者と同じくらいの大きさですが、本種の方が若干大きいようです。小さいなりに上翅の条溝は明瞭で、先端にある一対の小さな赤いホシがよいアクセントになっています。
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DSC_1483wdn(S).jpgアトモンコミズギワゴミムシ ‘16.8月上旬

メチャ小さいですが、写真を拡大してみると腰のくびれはハンパありません。TBCも真っ青のくびれと申せましょう。ゴミムシのページを開くと、意外とヒョウタンゴミムシの種類が多いことに驚きます。有名どころはオオヒョウタンゴミムシ(未見、一度でいいから見てみたい)。大型のヒョウタンゴミムシですが、他の多くは小型のものが多く、5mm以下の種も結構います。前胸にうっすらと浮き上がったT字の隆起から本種としましたが、同定が合っていることを祈りましょう。体長は4mm前後。
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DSC_0740wdn(S).jpgナガチビヒョウタンゴミムシ ‘16.8月下旬

生態写真を撮りはじめた頃は、まったく見なかった幻のゴミムシ。それが畑に沢山いることがわかり、目からウロコのイツホシマメゴモクです。生息場所がわかると幻は現となります。って当たり前か・・・。1-DSC_0972wdn(S).jpg

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DSC_1032wdn(S).jpgイツホシマメゴモク ‘16.8月上旬~中旬
※イツホシ、ミツホシ、ホシ崩れなど、見る数が増えると斑紋もいろいろです。

スタイルは完全にマルガタゴミムシのそれですが、ギラつき感がないので好感が持てます。しかしそれが同定に結びつかないところが「甲虫三昧」。ゴミムシの同定はなかなかに厄介です。
1-DSC_1327wdn(S).jpgマルガタゴミムシの一種 ‘16.8月初旬 

肢も含めて全身黒ずくめ、半艶、前胸の形と体長からヒロゴモクムシのメスと同定しましたが、もとより自信はありません。毎度のごとく?付きのUPです。
DSC_1111wkn(S).jpgヒロゴモクムシ♀? ‘16.8月中旬

ゴミムシではありませんが、こんな地味甲虫もついでに撮れちゃうご近所の畑です。最近当サイトによく登場するエンマムシの仲間です。体長は4~5mm、ゴミムシ以上に同定は厄介です。拡大して条溝の数や、消失箇所を吟味しつつ、同定に励むべきなのでしょうが、もう一歩踏み込めない「甲虫三昧」の管理人です。
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DSC_0099wdn(S).jpgエンマムシの一種 ‘16.8月下旬 東京都世田谷区(すべて)



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  1. 2016/09/05(月) 22:08:58|
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