甲虫三昧

クチブトゾウムシの続き

ヒレルクチブトが都会派とすれば、カシワクチブトはやや郊外派と言ったところでしょうか。このちょっとしたズレは、両者のエサ事情にあると思います。ヒレルはウメ、モモ、サクラなど、都会にそこそこ根を張る植物をホストとしている一方、カシワは、カシワ、ナラ、クヌギ、ハンノキなど、やや郊外志向の植物をホストにしているところに、このちょっとしたズレが生じているんじゃないか、なんて「甲虫三昧」の管理人は考えるんですね。だからナニ、と言われても困るんですけど・・・。
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DSC_0346wdn_20170123195446bea.jpgカシワクチブトゾウムシ ‘16.6月上旬~下旬 東京都町田市

カシワクチブトに比べると若干少ないかなぁ、といった印象のケブカクチブトゾウムシ。カシワに比べると一回り大きく、背中も斑紋もメリハリが効いて絵的にもグッドです。写真の個体は、家の近所のコナラで撮影したもの。郊外に行かないと見られないと思っていたので、ちょっとうれしい地元産です。
2-DSC_0022wdn(S).jpgケブカクチブトゾウムシ ‘16.6月初旬 東京都世田谷区

オマケ画像

ひょっとして、つい最近までツンプトクチブトゾウムシとされていたゾウムシじゃないかと、秘かに思っていたクチブトゾウムシ。現在ツンプトは、ケブカクチブトに編入され、種そのものが消滅しているので、調べたところで意味はありませんが、折角なので便乗UPしてみました。


でもよくよく見るとケブカのような毛は見えないし、前胸背の前縁は弧状に張り出していないし・・・、合致しない部分が多すぎというこの検証は、このゾウムシはツンプト(ケブカ)ではないと言っているようなもの。カシワの濃色バリエーションというのが本当のところかもしれませんね。
DSC_0097wdn(D).jpgクチブトゾウムシの一種 ’16.8月上旬 山梨県甲州市



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  1. 2017/01/23(月) 20:10:04|
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